《伯爵与妖精》第四卷第五章险些坠入爱河5.7
「テリーサの身内はおれです」
「我是德瑞莎的家人。」
不審(ふしん)に思われている?
他起疑了吗?
「僕は彼女の婚約者だ。コリンズ夫人も認めている」
「她是我的未婚妻,而且已经获得柯林斯夫人认同。」
「いくら婚約していても、結婚前からあずけるわけにはいきませんよ」
「即使你们已经订下婚约,我也无法在结婚前将她交给您。」
リディアはあせった。プリンスの手先とふたりになりたくない。
莉迪雅焦急不已,她可不想跟王子的手下独处。
「でもあたし、彼しか信用できないわ!」
「但是我只相信他呀!」
「わがままを言わないで、リディア」
「不准说任性话,莉迪雅。」
にやりと、オスカーが笑った。
奥斯卡微微一笑。
リディア。テリーサじゃないとばれている。
奥斯卡叫她莉迪雅,这代表他已经发现她不是德瑞莎了。
そしてもうオスカー自身も、エドガーに勘(かん)づかれていると察したのだ。今のひとことは、自分がユリシスだと宣言したようなものだった。
而且奥斯卡也察觉爱德格在注意他,刚才的那句话分明就是在宣告自己就是尤利西斯。
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