《伯爵与妖精》第四卷第五章险些坠入爱河5.9
「フェアリードクターですものね」
「真不愧是妖精博士呢。」
「私を助けたのはユリシスの差(さ)し金(がね)か?」
「是尤利西斯唆使你救我的吗?」
アーミンは、億劫(おっくう)そうに首を横に振る。
雅美懒洋洋地摇了摇头。
「怪我(けが)を負ってしまったから、しばらく身を隠しているようにと言われているわ。今はそれ以外、何も命じられていない。……でも彼は、エドガーさまを追いつめて、まだまだわたしを利用するつもりでしょう」
「因为我受了伤,所以他吩咐我先暂时躲起来,除此之外,他没有再下任何命令……但他应该打算再次利用我,将爱德格伯爵逼入绝境吧。」
エドガーはけっして情(じょう)に流されやすいわけではない。けれど、守るべき者を守るためなら身の危険をいとわない。アーミンは、彼にとって守るべき仲間だった。裏切られても、そうなることをふせげなかった自分に責任を感じているほど、エドガーが信頼する仲間だった。
爱德格没有那么容易被感情冲昏头,不过若是为了守护自己必须守护的人,他必然会挺身而出;而雅美对他来说是应当守护的同伴,即使遭到背叛,爱德格却觉得没能及早发现的自己也有责任,雅美毋庸置疑是爱德格信赖的好同伴。
そんなアーミンだからこそ、敵はエドガーの弱点になると考えている。
正因如此,敌人才会将雅美视为爱德格的弱点。
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