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《伯爵与妖精》第四卷第七章蓝宝石的梦7.4

时间:2012-03-02 10:23:07  来源:可可日语  作者:ookami

「じゃ、ユリシスにとらわれたってこと?」

「也就是说,我们被尤利西斯捉起来啰。」

「違うような気がする。むりやり従わされてる彼らが、ひそかにきみを連れてきたかったんじゃないかな。はげしい水のうねりがあたりの木をいっしょに押し流したけど、僕らは水に守られていて怪我をすることもなかった」

「我想并非如此,感觉比较像是被迫服从是瑟尔奇们偷偷将你送来这里的,虽然汹涌的波浪将附近的树木一同卷来这里,但我们却毫发无伤,就享受到水的保护一样。」

毛皮をユリシスに握られていたセルキーの、ひそかな抵抗なのだろうか。

是被尤利西斯夺走皮毛的瑟尔奇们暗中反抗吧。

老婆(ろうば)のセルキーも、リディアが昼間だけでも自由になれるよう、マギーの霊に取(と)り憑(つ)かれている状況に勝手に手を加えたらしかった。

瑟尔奇老婆婆似乎也是擅自做主,让莉迪亚虽然被玛姬的幽灵附身,却还能利用白天的时间自由行动。

「それにしても、流されたのにちっとも濡(ぬ)れてないってのは不思議だな」

「话说回来,被浪冲走,全身上下却没有一处淋湿,真是难以置信。」

「本物の水じゃなくて、セルキーの魔力が生み出したものだからだわ」

「因为那不是真正的水,而是瑟尔奇运用魔力制造出来的东西呀。」

とらわれたセルキーたちは、ユリシスから解放されたいと、まだリディアに希望をつないでいるのだ。

被囚禁的瑟尔奇们依旧将希望寄托在莉迪雅身上,希望从尤利西斯那里获得自由。

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