《伯爵与妖精》第四卷第七章蓝宝石的梦7.10
母がついていてくれると、リディアは自分に言い聞かせた。そして彼女をフェアリードクターだと認めてくれるエドガーが、そばにいる。
莉迪雅告诉自己,母亲在天上保佑自己,况且承认她是妖精博士的爱德格也在身旁。
まともなフェアリードクターはいない。そうかもしれないけれど、このアクアマリンがセルキーの心臓なら、リディアは今、ユリシスと同等の力を持っているはずなのだ。
尤利西斯说英国已经没有像样的妖精博士了,或许他说的没错,但是若这颗海蓝宝石是瑟尔奇的心脏的话,那么莉迪雅现在应该与他势均力敌。
ただのアクアマリンなら? 情けないけどおしまいだわ。
但是若只是一颗普通的宝石呢?虽然很没面子,不过一切就真的结束了。
それでも気持ちを奮(ふる)い立たせ、リディアは母のペンダントを握りしめ、それを海の方にかかげた。
尽管如此,莉迪雅还是努力打起精神,她紧握着母亲的海蓝宝石对着海面高高举起。
「聞いて、セルキーたち! あたしは青騎士伯爵のフェアリードクターよ! お願い、伯爵の砦(とりで)を壊さないで。この〝心臓〟にかけて、あなたたちの悲しみはあたしが受けとめるわ!」
「瑟尔奇们,请听我说!我是青骑士伯爵的妖精博士,求求你们不要破坏伯爵的城堡,我对着这个『心脏』发誓,我愿意承担你们所有的悲伤!」
「心臓……、どうしておまえがそれを……?」
「心脏……为何你会有那种东西……?」
ユリシスのつぶやきが聞こえた。
她听见尤利西斯的喃喃自语。
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