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《伯爵与妖精》卷五第一章伯爵是灾难的根源1.9

时间:2012-03-15 10:16:57  来源:可可日语  作者:ookami

悩みながらリディアはひとり、ライブラリーのドアを開けた。

莉迪雅绞尽脑汁思索,然后独自一人打开书房的门。

壁一面に書物が収められ、紙とインク独特の匂(にお)いが染(し)みついたその部屋は、たしかに無傷だった。

这个房间的整面墙收藏着各种书籍,并且弥漫着一股纸张与油墨特有的气味,看来这里果然没有受到波及。

片隅の椅子(いす)に腰かけたまま、こちらに顔を向けたのは、妖精画家のポールだ。

有个青年坐在角落的椅子上看着莉迪雅,他是妖精画家波尔。

「ああリディアさん、こんばんは」

「莉迪雅小姐,晚安。」

「ポールさん、いらっしゃってたんですね」

「波尔,你在这里呀!」

「ええあの、絵の構図が決まったので伯爵(はくしゃく)に見ていただこうかと。でも玄関が水浸(みずびた)しで転んでしまって、紙がぐちゃぐちゃに……」

「是的,因为我已经决定好作画的构图,所以想先拿来询问伯爵的意见,不过,我在门口踩到了一滩水滑了一跤,结果把绘图纸弄的湿答答的……」

気のいい青年は、とんだ災難に落ち込んだ顔をしながらもリディアに微笑(ほほえ)んでみせた。

这名温吞的青年虽然因为遭遇横祸显得有点沮丧,不过仍不忘对莉迪雅露出微笑。

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