《伯爵与妖精》卷五第二章白日梦与噩梦2.4
ニコは、テーブルの上に現れたもじゃもじゃヒゲの妖精をいぶかしげに眺(なが)めた。
尼可以狐疑的眼神扫射那个出现在桌上的长满胡须的妖精。
「ムーンストーンの管理人ですって」
「他是月光石的管理人。」
ということは、リディアがこれを手放せないかぎり、つきまとわれるのだろう。
换句话说,只要莉迪雅一天不取下戒指,矿山哥布林就会一直缠着她罗?
「だからニコ、仲良くしてね」
「因此尼可,你们要好好相处喔。」
ニコは面倒くさそうに目を細めたが、先輩風を吹かして、ガラスポットのふたを開け、キャンディーを差し出した。
虽然尼可因为觉得这么做很麻烦而将眼睛眯成一条缝,却还是摆起了前辈的架子,只见他打开玻璃瓶的瓶盖取出糖果。
「やるよ。宝石じゃなくて食いもんだぞ」
「给你吧,这不是宝石,是吃的。」
「これはありがたい。ときにおたくは、お嬢さまのお友達で?」
「真是感激不尽,请问您是大小姐的朋友吗?」
琥珀(こはく)色のキャンディーを、コブラナイは両手でかかえられるだけつかみだし、大事そうに腰の袋にしまう。その、ティースプーンほどのポケットに、どういうわけかキャンディーがいくつもおさまってしまう。
矿山哥布林用双手抓起那颗琥珀色的糖果,然后将它小心翼翼地放进自己腰间的口袋里,那个有如汤匙般大小的口袋不知为何竟装了好几颗糖。
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