《伯爵与妖精》卷五第四章擦身而过的爱情4.1
ようやく出てきた彼は、手についた絵の具をズボンでぬぐいつつ、驚いたようにリディアを見た。
过了许久,波尔才出来应门,并用裤管抹去沾在手上的颜料,惊讶地看着莉迪雅。
「ちょっと話があるんです。中に入れてもらえませんか?」
「我有事想请教你,可以进去吗?」
「えっ? あのー、ぼくはひとり暮らしですし、あなたのようなお嬢(じょう)さんが男とふたりきりになるのは……」
「咦?呃,我是自己一个人住的,像您这样的年轻小姐跟我孤男寡女的不太好吧······」
「ふたりきりになると何か起こるんですか?」
「孤男寡女会怎么样吗?」
「えっ、いや、まさか」
「咦,也不是啦,不会怎么样。」
あせったように笑いながら、ポールは頭をかく。
波尔一面慌张地挤出笑脸,一面搔着头。
悪いと思うけれど、どうしても訊(たず)ねたいことがあるし、ふたりきりで話すしかない。それにリディアは、どう考えてもポールとふたりになってまずいことが起こるとは思えなかった。
尽管莉迪雅也觉得这有点不妥,但是她有事情非请教波尔不可,所以也顾不了这么多;况且莉迪雅根本不觉得跟波尔独处会发生什么事。
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