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《伯爵与妖精》卷五第五章美艳的后宫佳丽5.3

时间:2012-04-13 10:10:40  来源:可可日语  作者:ookami

人形のふりをしようと思ったわけではなかったが、結果的にそうなってしまった。

虽然她不想装成蜡像,但是最后还是这么做了。

しかし、部屋へ入ってきたのはエドガーではなかった。薄いカーテン越しだが、背格好(せかっこう)や輪郭(りんかく)がエドガーではない。

可是,进入房间的人并不是爱德格,尽管隔着一层薄薄的窗帘,不过她看到的人影无论是身材与脸部的轮廓都不像爱德格。

だったら誰なのかわからないが、人に見つかると面倒だとリディアは思った。

莉迪雅心想,虽然不知道来者是谁,但是万一被发现的话麻烦就大了。

妖精に連れてこられたといっても信じてもらえないだろうし、忍び込んで後宮(こうきゅう)の姫君になろうとした変な女だなどと思われたくない。

就算解释自己是被妖精带到这里来的也不会有人相信,而且莉迪雅也不想让人误以为自己是潜入后宫假扮成公主的奇怪女人。

そして何より、人形に嫉妬(しっと)したらしい女がいたとエドガーに告げ口でもされたら困る。

更何况,要是有人擅自通报爱德格有个嫉妒蜡像的女子潜入后宫就糟了。

早く出ていってほしいと願ったが、人目を忍ぶようにそっと入ってきた人物は、おそるおそるといった足取りで、慎重(しんちょう)にリディアの方へ近づいてきた。

虽然莉迪雅希望对方能够赶快离开,但是对方却掩人耳目似地悄悄溜入房间,并且用缓慢的脚步慎重地走近莉迪雅。

「ジーンメアリー……」

「珍·玛莉······」

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