《伯爵与妖精》卷六第七章在妖精界立下约定7.2
「どうなってるんだ?」
「这是怎么一回事?」
「惑(まど)わしの魔法に取り憑(つ)かれたみたい。妖精の魔法は、人の記憶や五感を惑わせるものだから」
「我们中了妖精迷惑人类的魔法,这种魔法可以使人的记忆和知觉产生混乱。」
「とにかく、先へ進もう」
「总之我们继续前进吧。」
気を取り直し、エドガーは歩く。そして言った。
爱德格一边说,一边振作精神往前走。
「この間読んだ妖精の絵本に、こんな話があったよ。連れ去られた恋人を助けに妖精界へ来た男に、親切な妖精が助言をくれる。人間界へ戻るには、何が見えてもまっすぐ前へ進むこと。外へ出るまで、ぜったいに恋人の手を離してはいけないって。でも妖精の魔法は、次から次へと恐ろしい幻(まぼろし)を見せて、ふたりを引き裂こうとするんだ」
「前一阵子我读了一本妖精图画书,当中有这么一则故事,内容述说有个男子为了拯救被妖精掳走的恋人而闯入妖精界,有个亲切和蔼的妖精告诉他,不管看到什么都不能停下脚步才能回到人类的世界,而且在走出妖精界之前,绝对不可以放开恋人的手。在他们前进的路程中,妖精为了拆散两人,使用各种魔法让他们看到可怕的幻觉。」
「知ってるわ、その話。途中で男は、恋人が恐ろしい魔物に見えて、手を離してしまうんでしょ。それでふたりは永遠に引き離されてしまうの」
「我也看过这个故事喔。后来男主角因为将恋人看成恐怖的怪物,因此而松手,结果两人永生永世无法再度重逢。」
「……そうだっけ?」
「……是这样子吗?」
最後まで読んでないわね。
爱德格果然没有把故事读到最后。
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