《伯爵与妖精》卷七第二章揭开序曲的梅洛欧之岛2.6
エドガーとぎこちなくなってしまっていても、その思いは変わらないつもりだった。
即使她和爱德格之间不太愉快,想帮助对方的心情始终不变。
「ユリシスのことを知るためにも、あたしたちもっと伯爵家のこと把握しないといけないと思うの」
“再说,为了摸清尤利西斯的底细,我们也必须掌握伯爵家的过去。”
「たしかに、ユリシスはもっといろいろなことを知ってるんだろうね。後手(ごて)に回っていたら勝ち目はないな」
“没错,尤利西斯知道的事情比我们多,若是不能抢得先机,我们的胜算恐怕不大。”
この話になるとエドガーは、急にきびしい表情になる。
爱德格只要一谈起敌人,脸色就会立刻转为严肃。
憎い宿敵への復讐心(ふくしゅうしん)に火がつくからかもしれないけれど、彼の端整な顔立ちに鋭さが宿ると、はっとするほど美しい。
他之所以会流露出这种表情,或许是因为心中燃起了对可恨敌人的复仇之火,当他端正的容貌增添几许锐利的神色时,更是美得令人屏气凝神。
あまい言葉を吐(は)く彼とは別人のようで、けれどもその落差が、エドガーの背負っている苦しさだとわかるから、リディアは胸が痛む。
此时的爱德格和平常满嘴爱语的他简直判若两人,这样的落差也说明了他背负的艰辛命运,莉迪雅不禁感到心痛。
そうして目が離せなくなる。
她的视线因此无法离开爱德格。
口説(くど)き文句よりもずっと確実にリディアを引きつけていることを、彼は知らないだろう。
爱德格大概没察觉,自己内心的哀痛,比起情话更吸引着莉迪雅。
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