《伯爵与妖精》卷七第三章不详的预兆3.6
「いちおうまだ、持っていてはくれるだろう?」
“即使如此,你还是愿意将戒指带在身边吧?”
指輪を手渡し、淋しそうに笑ってみせる。
爱德格将戒指交给她,露出寂寞的笑容。
たしかに、リディアは婚約指輪をはめている理由はないと思っている。コブラナイが他人の目に見えないようにしてくれたから、まあいいかとがまんしていたけれど、自分では目に入るたびに違和感(いわかん)があった。
的确,莉迪雅认为自己没有理由带着订婚戒指,不过矿山哥布林已经对戒指施魔法让普通人看不到,因此她也将就戴着,但是每次看到戒指还是很不习惯。
でも、エドガーからはずすと言い出すなんて、それこそ違和感をおぼえる。
但是,爱德格主动说要取下戒指让她觉得更奇怪。
それはもう、リディアを婚約者扱いすることもやめるという意思(いし)表示なのだろうか。
这是否表示着,爱德格以后不会将莉迪雅当成未婚妻了?
相変わらずなようでいて、微妙に違うエドガーだ。口説(くど)くような態度を見せても、ふと距離を置こうとする。
爱德格的行为上看似没变,却也起了微小的变化,虽然他似乎打算继续追求莉迪雅,却又刻意保持距离。
ロンドンへ行かないと言っても、納得して引き下がったのだろうか。
倘若莉迪雅说不去伦敦,他也会让步答应吗?
好きになっちゃいけないなら、はっきりそう言ってよ。
如果不希望我爱上你,就不妨直说啊。
彼が立ち去ってしまった部屋の中、リディアはひとり、ムーンストーンの指輪を握りしめた。
等爱德格离去后,莉迪雅独自一人站在会客室中,手中紧握着月光石戒指。
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