《伯爵与妖精》卷七第六章金发的贵妇6.7
「そうですね。でもこれは、土の中に埋(う)まっていませんし、時間をかけて周到(しゅうとう)に準備した魔法でもなさそうです。魔法がかかっているのは建物の外側だけみたいですから、以前のように空間ごとつぶれるなんてことはないと思います」
“没错,不过这次倒是没有埋在土里,八成不是花时间仔细筹备的,而且似乎只有建筑物外围有施加魔法,应该不会像上次那样遭到挤压。”
ユリシスが使う闇の妖精が動きやすいよう、夜の世界にしてあるのだろう。
尤利西斯大概是为了让手下的暗之妖行动方便,才将空间变成黑夜。
リディアの説明を聞き、ポールはほっと息を吐(は)いた。そうして、何か見つけたように身を屈(かが)めた。
波尔听了莉迪雅的说明后松了一口气,接着他看到某样物体,于是弯下腰去捡。
「リディアさん、琥珀が」
“莉迪雅小姐,是琥珀。”
彼が拾いあげたのは、足元に転がっていた琥珀の粒だった。
他将掉在脚边的琥珀颗粒捡起。
転々と落ちているそれをたどっていくと、ドアを開け放したままの隣室(りんしつ)へ続いている。しくしくと泣く声が聞こえてくる。
琥珀掉得到处都是,于是两人沿着琥珀前进,然后来到隔壁一间没关上门的房间,房内传来微弱的啜泣声。
覗(のぞ)き込むと、ベッドに座り込んで肩を震(ふる)わせている少女がいた。
探头一看,有名少女坐在床铺上,她的肩头不停地的颤抖。
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