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《伯爵与妖精》卷八第一章银色月夜的童话故事5

时间:2012-08-14 13:25:03  来源:可可日语  作者:ookami

「……どうしてですか?」

“……为什么?”

軽やかに手をあげた女王のそばに、お付きの妖精が何かをかかえて舞い降りてきた。

女王轻轻地抬起手来,随侍在旁的妖精立即抱着某样物品飞下来。

ひとかかえもある大きな封筒(ふうとう)だった。とはいえリディアがもとの大きさだったなら、ふつうの封筒に見えただろう。

那是一个非常巨大的信封,不过若是莉迪雅的身体还是原本的大小,它其实也只是个普通的信封。

(ヴァイオリン弾きが落としたものだ)

(这是小提琴家遗失的物品。)

「それが、すばらしい音楽を紡ぐ魂ですか?」

“那就是可以演奏出美妙音乐的灵魂吗?”

(そう。愛する者を想(おも)う心。魂を輝かせ、至高(しこう)の芸術を生み出す深い感情の源(みなもと)。ヴァイオリン弾きはこの、恋人からの手紙を、肌身離さず身につけ、遠く離れた恋人を想っていた。人はまこと、謎(なぞ)めいて美しいものを秘めていることよ。我(われ)ら妖精族にはないゆえに、興味深い)

(没错,这是思念爱人的心情,也就是使灵魂更为光芒万丈、激扬出至高无上艺术的泉源。小提琴家随身携带恋人写给他的信,并且思念着远方的恋人。人类身上总是蕴藏着神秘而美丽的宝物,正因为我们妖精族天生没有这种宝物,所以对我们而言更是充满吸引力。)

恋人からの手紙?

恋人的信?

リディアの心がざわめいた。

莉迪雅心中一阵悸动。

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