您现在的位置:首页 > 双语阅读 > 小说与诗集 > 伯爵与妖精 > 正文

《伯爵与妖精》卷八第一章银色月夜的童话故事5

时间:2012-08-14 13:25:03  来源:可可日语  作者:ookami

そんな大切なものをなくしたことさえ、イアンは忘れている。そして、恋人がいたことも、どんなふうにその人を想っていたのかも忘れ、彼の音楽に何が欠けてしまったのかもわからなくなった。

伊恩竟然想不起来自己遗失了这么重要的事物,而且也忘了恋人的存在、以及自己是如何地思念着她,更不知道自己的音乐缺少了何种元素。

(リディア、ヴァイオリン弾きが気に入ったなら、この町に引き止めればよかろう。音楽を失ったあの男に、行くところはなかろうて)

(莉迪雅,你要是喜欢那个小提琴家,不如把他留在这个镇上,反正他一旦失去了音乐也无处可去吧。)

あの人がいてくれれば、リディアの日常は大きく変わるだろう。もっともっと彼を知りたいし、好きになれるかもしれないと思う。

假使伊恩能留在莉迪雅身边,他的人生大概将会大为不同吧。莉迪雅心想,她希望能更深入了解伊恩,说不定未来还会为他而心动。

でも、そうしたら彼は、もうすばらしい音楽を奏(かな)でることができなくなってしまう。

但是,这会害得伊恩再也无法演奏出美丽动人的乐曲。

魂が欠けたままの彼を引き止めても、リディアは永遠に、本当のイアンの姿を知ることができないのだ。

就算将灵魂有所残缺的伊恩留在这个镇上,莉迪雅也将永远无法了解真正的他。

月光を引き寄せて弾く、本物の音色(ねいろ)を知らないまま、彼が好きだなどといえるだろうか。

就算在月光下聆听他演奏的曲子,莉迪雅也无法明白真正的银色、这样还能说自己真的喜欢他吗?

リディアは女王に向かって首を横に振った。

莉迪雅对女王摇摇头。

上一页 [1] [2] [3] [4] [5] [6] 下一页

相关阅读

无觅相关文章插件,快速提升流量