双语阅读:《哈利波特与魔法石》第10章万圣节前夜1
第10章ハロウィーン
CHAPTER TEN Hallowe'en
次の日、ハリーとロンが疲れた様子で、でも上機嫌で、まだホグワーツにいるのを見てマルフォイは自分の目を疑った。朝になってみるとハリーもロンも、あの三つ頭の犬に出会ったことが素晴らしい冒険に思えたし、次の冒険が待ち遠しい気持になっていた。とりあえず、ハリーはロンに例の包みのこと、それがグリンゴッツからホグワーツに移されたのではないかということを話した。あんなに厳重な警備が必要な物っていったいなんだろうと、二人はあれこれ話した。
「ものすごく大切か、ものすごく危険な物だな」とロン。
「その両方かも」とハリー。
謎の包みについては、五センチぐらいの長さのものだろうということしかヒントがないので、それ以上なんの推測もできなかった。
三頭犬と仕掛け扉の下に何が隠されているのか、ネビルとハーマイオニーはまったく興味を示さなかった。ネビルにとっては、二度とあの犬に近づかないということだけが重要だった。
ハーマイオニーはハリーとロンとはあれから口もきかなかったが、えらそうな知ったかぶり屋に指図されないですむのは二人にとってかえっておまけをもらったような気分だった。ハリーとロンの思いは、今や、どうやってマルフォイに仕返しするかだけだった。一週間ほど後に、なんと、そのチャンスが郵便とともにやってきた。
いつものようにふくろうが群れをなして大広間に飛んできた。六羽の大コノハズクが食わえた細長い包みがすぐにみんなの気を引いた。ハリーも興味津々で、あの大きな包みはなんだろうと見ていた。驚いたことに、コノハズクはハリーの真ん前に舞い降りて、その大きな包みを落とし、ハリーの食べていたベーコンがはねて床に落ちた。六羽がまだ飛び去るか去らないうちに、もう一羽が包みの上に手紙を落とした。
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