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双语阅读:《哈利波特与魔法石》第10章万圣节前夜2

时间:2013-01-10 14:15:55  来源:可可日语  作者:ookami

「そうだよ。いまさら変えないでよ。僕たちにとっちゃありがたいんだから」とロン。

ハーマイオニーは、ツンとそっぽをむいて行ってしまった。しかしハーマイオニーは何時から後ろにいたんだろう?気が付かなかった。

ハリーは一日中授業に集中できなかった。気がつくと寮のベッドの下に置いてきた箒のことを考えていたり、今夜練習することになっているクィディッチ競技場の方に気持がそれてしまっていた。夕食は何を食べたのかもわからないまま飲みこんで、ロンと一緒に寮にかけ戻り、ようやくニンバス2000の包みを解いた。

ベッドカバーの上に転がり出た箒を見て、ロンは「ワオー」とため息をついた。箒のことは何も知らないハリーでさえ、素晴らしい箒だと思った。スラリとして艶があり、マホガニーの柄の先に、長くまっすぐな小枝がすっきりと束ねられ、柄の先端近くに金文字でニンバス2000と書かれていた。

七時近く、夕暮れの薄明かりの中、ハリーは城を出てクィディッチ競技場へ急いだ。スタジアムの中に入るのは初めてだった。競技場のグラウンド周りには、何百という座席が高々とせり上げられていて、観客が高いところから観戦できるようになっていた。グラウンドの両端には、各々十六メートルの金の柱が三本ずつ立っていて、先端には輪がついていた。マグルの子供がシャボン玉を作るのに使うプラスチックの輪にそっくりだとハリーは思った。

ウッドが来るまでに、どうしてもまた飛んでみたくなり、ハリーは箒にまたがり、地面を蹴った。何ていい気分なんだろう――ハリーはゴールポストの間を出たり入ったり、グラウンドに急降下したり急上昇したりしてみた。ニンバス2000はちょっと触れるだけで、ハリーの思いのままに飛んだ。

「おーい、ポッター、降りて来い!」

オリバー·ウッドがやって来た。大きな木製の箱を小脇に抱えている。ウッドのすぐ隣に、ハリーはピタリと着陸した。

「おみごと」ウッドは目をキラキラさせていた。

「マクゴナガル先生の言っていた意味がわかった……君はまさに生まれつきの才能がある。今夜はルールを教えよう。それから週三回チーム練習に参加だ」

箱を開けると、大きさのちがうボールが四個あった。

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