每日阅读(4.15):ネットの選挙
あすの公示から、総選挙は本番を迎える。残暑が続くなか、あの騒々しい候補者名の連呼が始まる。そう思うだけで汗がにじむ。
連呼:同じ言葉を何度も繰り返して大声で言うこと。「スローガンを―する」
从明天的公告开始,大选将进入正式的步骤。在残夏延续的时节里,将开始连续呼喊纷乱的候选人名字。光是想到这点就让人满头是汗了。
ところが今夜、ピタリと止まる政治の動きがある。正確に言えば、30日午前0時をもって、公職選挙法によって「動かすな」と言われる。インターネットでの運動だ。候補者のホームページは更新が禁じられる。活動報告のメールマガジンも配信できない。投票依頼の電話がかけ放題なのとは対照的だ。金権選挙を防ぐための法律が、膨大な情報を速く安く伝える手段を封じている。
ピタリ:急に、完全に止まるさま。また、止めるさま。
然而今夜,政治运动嘎然停止。准确地说,是到30号凌晨0点为止,据公职选举法要求人们“不要有任何活动”。这里的活动是指因特网上的活动。候选人的主页均禁止更新。同时也禁止发送活动报告的杂志邮件。而与其形成了鲜明对比的是,投票电话却可以随意拨打。为防止金钱选举的出现,封锁了利用快捷便宜的传播手段的庞大情报网。
米国ではネット選挙が当たり前だ。昨年の大統領選では「ブロガー」が注目された。ネット上に個人的な書き込み「ウェブログ(weblog)」を載せる人たちで、共和、民主両党の大会にも招かれた。討論会でブッシュ大統領の背中が膨らんでいた「無線機疑惑」も、彼らが情報源だった。
在美国网络选举是很正常的事。去年的总统选举中“blog”开始引人注目。在网络上登载了个人“weblog”的人群中,甚至有人应邀参加了共和,民主两党的大会。在讨论会中布什总统背后膨胀的“无线机疑惑”也正是他们提供的信息源。
韓国の盧武鉉大統領は、ネット上のファンを現実に組織化して勝った。選挙当日には投票率の経過発表ごとに「いま○○パーセント。君は行ったか?」というメールが飛び交った。
日本でも3年前、総務省の選挙研究会がネットの一部解禁を促した。なのに国会は法改正をしない。「お年寄りの支持者が多い党に不利」「中傷に悪用されないか」。こんな慎重論が自民党などに多いからだ。
日本在三年前,总务省的选举研究会也曾提出过在选举上解禁一部分网络。不过国会并没有修改法律。这是因为“对年长者的支持者过多的党会有不利”,“难道不会被人利用来中伤他人么”之类的慎重论在自民党等党派中过多。
公約の解説や候補者の選挙中の本音がネットで読めれば面白い。有権者が探して見に行くので受け身でない選挙体験にもなろう。「あと一歩、最後のお願いです」なんて絶叫もメールならうるさくない。
政治承诺及候选人的选举如果能利用网络来阅读的话会更有趣。同时有选举权力的人能随时看到选举情况,因而也能体验到非被动的选举活动吧。“只有一步了,这是最后的请求。”之类的大声呼吁在邮件中出现的话,恐怕也不会如此纷乱嘈杂吧。
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