每日阅读(5.06):「ロビンソン·クルーソー」を探して
南米のチリ沖に浮かぶ島の高台に、小さな記念碑がひっそりと立っている。「この島で四年四ケ月、完全に孤独のまま生きのびたスコットランド……ラルゴ出身の船乗り、アレクサンダー・セルカークを記念して」。「ロビンソン・クルーソー」のモデル、セルカークの足跡をたどっている探検家・高橋大輔さんの『ロビンソン・クルーソーを探して』(新潮社)の一節だ。
南美智利海湾附近的一座小岛的高地上,静静地竖立着一座小小的纪念碑。“在这座小岛上,一个与世隔绝地生活了四年零四个月时间的苏格兰海员……记念拉哥人,亚历山大·塞尔柯克”。高桥大辅的《寻找鲁宾逊·克鲁索》(新潮社)中的一节写到,“鲁宾逊·克鲁索”的原型,便是这位名为塞尔柯克的探险家。
約300年前にセルカークが漂着した島は、今ではロビンソン・クルーソー島と呼ばれているという。今年の初めに島で5度目の調査をした高橋さんらが、セルカークの作った小屋の痕跡を見つけたと発表した。出土品や地層の年代測定などで判断したという。
300多年前圣鲁卡库漂流到的小岛,如今被称为鲁宾逊·克鲁索岛。今年初,高桥先生等人去往小岛上开始第五次调查,在那发现了塞尔柯克自制小屋的痕迹,并对外公开发表出来。据说是根据出土文物及地层的年代测量所判断的。
99年刊の高橋さんの本には、こんなくだりもあった。「セルカークが実際に住んだ小屋、生活の痕跡……それらは歴史の中で 撹拌(かくはん)され、散り散りになり、核心へと近づくのはどうやら遅すぎたようだ」。執念が実ったということか。
高桥先生99年出版的书中,有着这样的一段。“塞尔柯克曾经住过的小屋,留下的生活的痕迹……它们在历史中沉浮涣散开来,想要追求根源似乎过迟了。”是执着之念的结果么?
ルソーが教育小説『エミール』に書いている。「わたしたちにはどうしても書物が必要だというなら……自然教育のもっともよくできた概説を提供する一巻の書物が存在するのだ……アリストテレスか、プリニウスか、ビュフォンか。いや、ロビンソン・クルーソーだ」(岩波文庫・今野一雄訳)。
卢梭在教育小说《爱弥尔》中写道,“如果我们非要书不可的话……那就要一本最能诠释自然教育的书吧……亚里士多德?普利牛斯?还是布冯?不,是鲁宾逊·克鲁索。”
難破、恐怖、希望、生存。幼いころに読めば、冒険の世界へといざなわれる。長じれば、人生の現実に重ねてクルーソーの生き方や言葉を味わうこともできる。
難破:1 暴風雨などのために船が破損・座礁・沈没などをすること。
2 相手の意見を非難し、論破すること。
いざなう:さそう。勧める。「旅に―・う」「源氏物語の世界へ―・う」
遇难。恐惧。希望。生存。儿时读起这本书时,很是向往冒险的世界。长大之后,却能品味到鲁宾逊与现实人生相类似的生存方式及语言。
今回見つかったという痕跡からは、どんな伝言が聞けるだろうか。
这次发现的痕迹,又会留下怎样的传说呢?
- 相关热词搜索: 每日阅读
- 上一篇:每日词汇(5.06):あて(当て)目的,目标
- 下一篇:每日语法(5.06):おかげで
相关阅读
- 每日阅读(3.20):万里の長城03-29
- 每日阅读(3.21):和解03-29
- 每日阅读(3.22):梵帝冈...03-29
- 每日阅读(3.23):現代風の大厦高楼03-29
- 每日阅读(3.24):小泉首相はジャカルタで演説した03-29
- 每日阅读(3.25):血液型診断03-29