每日阅读(5.11):「小泉チルドレン議員」の国会
特別国会が始まる前夜、森前首相が自党の新人議員の一部を皮肉った。「歳費がこれだけもらえてよかったとか、宿舎が立派でよかったとか、こんな愚かな国会議員がいっぱいいる」。批判は自由だ。しかし、その議員を候補に選んだのはどの党かと問いたくもなる。
特別国会:日本国憲法の規定により、衆議院の解散による総選挙後三〇日以内に召集される国会。内閣が総辞職し、首班の指名が行われる。特別会。
特别国会开始的前夜,森前首相讽刺了一批新议员。“国会议员中还有不少愚昧的家伙只想着多拿点年薪就好,房子漂亮点就好。”批判是自由的。但同时也想问问,究竟是哪个党将这种议员提选成候选人呢。
昨日、小泉首相が生みの親とも言える「小泉チルドレン議員」が続々初登院した。失礼ながら、国会が小泉・テーマパークになったかと錯覚しかけた。
昨天,将小泉首相看作再生父母的“小泉系议员”们初次进入议院。恕笔者无礼,错把国会当成小泉的主题公园了。
国会は一段と小泉色に染まりそうだ。こんな時こそ、しっかりとしたご意見番が欲しいが、なかなか見あたらない。かつて、そうした貴重な存在だった後藤田正晴・元副総理が、91歳で死去した。官僚として旧内務省に勤め、戦時中は台湾に出征した。戦後は警察庁に身を置き、その後は自民党政権の中枢に居た。庶民には経験しえない道を歩いた人だが、独特の人情味と大局観があった。
国会已经被染上更浓的小泉色彩了。正是这种时期,更希望有明智的意见出现,但始终都没能看到。曾经以这种珍贵的存在而闻名的后藤田正明·原副总理已于91岁撒手人寰。他曾作为官僚在旧内务省工作,战时出征于台湾。战后在警局工作过一段时间,之后成为了自民党政权的中枢人物。他经历过一般人无法想象的历程,但却拥有着独特的人情味和大局观。
7歳で父を、10歳で母を失った。なぜ自分だけ両親がないのかとの思いを持ち続けながら、負けず嫌いの頑張り屋になったという。
負けず嫌い:他人に負けることを嫌う勝気な性質であること。また、そのさま。まけぎらい。「―な(の)人」
7岁丧父,10岁丧母,后藤田先生一直抱着为何只有自己失去双亲的想法,却好强的努力坚持了下来。
96年に衆院議員を引退したころ、日本の政治でいちばん大切に思っていることは、と問われて答えた。「それは平和を守ることですよ。海外へ出て武力行使なんてのは絶対やっちゃいかん、それだけだ。なんでそういう愚かなことを考えるのかね」(蛭田有一写真集『後藤田正晴』朝日ソノラマ)。
96年,后藤田先生从众议院议员引退后,有人问他认为日本政治最重要的是什么。他回答说:“是守护和平。绝对不能对外国进行武力侵略,就这么简单。为什么会想到这些愚昧的举动啊。”(蛭田有一写真集《后藤田正晴》,朝日有声杂志)
若き日の戦争の実体験で身にしみた、痛切な戒めなのだろう。その言葉は、議員の大半が戦争を知らない世代となった国会への、遺言のように聞こえる。
想必是后藤田先生年轻时亲身经历过战争,才能发自肺腑地说出这些话来告诫后人吧。然而现在的国会,大部分议员都不知道战争为何物,这番话听着也仿佛成了遗言一般。
- 相关热词搜索: 每日阅读
- 上一篇:每日词汇(5.11):あられ(霰)比冰雹小的雹,雪子儿
- 下一篇:每日语法(5.11):思うと/思えば/思ったら/かと思うと/かと思ったら
相关阅读
- 每日阅读(3.20):万里の長城03-29
- 每日阅读(3.21):和解03-29
- 每日阅读(3.22):梵帝冈...03-29
- 每日阅读(3.23):現代風の大厦高楼03-29
- 每日阅读(3.24):小泉首相はジャカルタで演説した03-29
- 每日阅读(3.25):血液型診断03-29