每日阅读(6.13):死刑廃除
フランスの19世紀の作家ビクトル・ユーゴーに「死刑囚最後の日」という小説がある。死刑判決を受けてから断頭台にのぼるまでの男の苦悩を克明につづり、死刑廃止を訴えた。
克明:1 細かいところまで念を入れて手落ちのないこと。また、そのさま。丹念。「―な記録」
2 まじめで正直なこと。また、そのさま。実直。
つづ・る【×綴る】:1 欠けたり破れたりしたところをつぎ合わせる。また、とじる。とじ合わせる。「袖のほころびを―・る」「書類を―・る」
2 言葉をつらねて詩歌や文章を作る。「文章を―・る」
3 仮名やアルファベットなどを並べて単語を書き表す。「ローマ字で―・る」
19世纪法国作家维克多•雨果写有一篇名为《死刑囚犯的最后一天》的小说。小说真实地反映了一个男人从受到死刑判决到登上断头台期间的痛苦,以此呼吁废除死刑。
同じ19世紀に、ハンガリー出身の画家ムンカーチ・ミハーイは「死刑囚監房」で、処刑を前にした房の様を描いた。うつむいた死刑囚や妻子の脇に、銃剣を持つ看守が立つ。20年ほど前、この絵にまつわる記事で、「権力を表す看守の銃剣の切っ先が光る」と書いた。
まつわ・る〔まつはる〕【×纏わる】:1 からみつく。「足に着物のすそが―・る」
2 そばについていて離れない。つきまとう。「捨て猫が―・る」「彼の捨てぜりふがいつまでも脳裏に―・る」
3 付随する。関連する。「星に―・る物語」
同在19世纪,出生于匈牙利的画家蒙卡奇·迈克尔在《死刑囚犯牢房》这幅画中,描绘了处刑前的牢房。狱警们持着枪与剑,站在俯身而泣的死刑囚犯及其妻子身边。约在20年前,一篇与这幅画相关的新闻中写到“象征着权力的狱警们,手中的枪与剑的刀锋光芒逼人。”
しばらくして、読者から便りをいただいた。そうした役目を果たしてきたか、その周囲にいる人のようだった。「最後の時には、権力対罪人ではなく、お互いに人間と人間として接しているのです」という内容だったと記憶する。法に基づくとはいえ、命令によって人の命を絶えさせなければならない現場の厳しさと、それに向き合う人たちに思いを致した。
不久以后,收到了一些读者的来信。像这些站在周围监视他们的狱警,是否做到了自己的职责。记得有狱警说到,“在最后的时刻,不是作为一种有权者和罪人的对立,而是作为两个普通人平常地来往。”虽说一切行动都要建立在法律基础上,但在这种情况下,面对根据法律必须剥夺人性命的残酷,以及将迎来死亡的人们,他们也表达出了自己的真情。
小泉改造内閣で法相に就任した杉浦正健氏が、死刑執行について、命令書には「サインしない」と記者会見で述べた。以前、左藤恵法相が僧職という立場から署名を拒否したことがあったが、杉浦氏は弁護士資格をもち、衆院の法務委員長も務めた。しかし、約1時間後には「個人の心情だった」と撤回した。
小泉改组内阁后,新任法务大臣杉浦正健曾在记者会见时,就关于死刑执行的这一条令说到自己不会在条令上签字。以前,左藤惠法务大臣曾以僧人这一立场而拒绝签名,而杉浦取得了律师资格证,同时他也是众议院的法务委员长。但是约在一小时后,他便以“这只是个人的心情而已”为借口撤回了前言。
信念に基づく発言かともみえたのだが、すぐにひっくり返ったのはなぜなのか。犯罪被害者や、命令を受ける立場の人たちの思いも大きく揺さぶられただろう。
看似基于信念的发言,却为何如此轻易就颠覆了自己的说辞?犯罪被害者及接受条令的人们想必会受到极大打击吧。
命令にサインするかどうかを判断するのは法務大臣だが、それを委ねているのは国民だ。法相の悩みと無関係ではない。
决定是否在条令上签字的是法务大臣,但赋予其权利的是所有日本国民。这与法务大臣的烦恼并非全无关系。
- 相关热词搜索: 每日阅读
- 上一篇:每日词汇(6.13):かしら(頭)头,脑袋
- 下一篇:每日语法(6.13):かわる
相关阅读
- 每日阅读(3.20):万里の長城03-29
- 每日阅读(3.21):和解03-29
- 每日阅读(3.22):梵帝冈...03-29
- 每日阅读(3.23):現代風の大厦高楼03-29
- 每日阅读(3.24):小泉首相はジャカルタで演説した03-29
- 每日阅读(3.25):血液型診断03-29