每日阅读(6.14):「世界平和への決意」
11月3日が「文化の日」になったのは、1948年、昭和23年からだ。以前は、明治天皇の誕生日を祝う「明治節」だった。
1948年,即昭和23年开始,11月3日被定为“文化节”。在此之前,这一天是为庆祝明治天皇生日的“明治节”。
敗戦翌年の昭和21年のこの日、明治憲法を全面的に改めた日本国憲法が公布された。翌日の本紙には「歴史の日」「平和新生へ道開く」「宮城前で祝賀大会 十万人の大唱和」などの見出しが並ぶ。
战败后第二年,昭和21年的11月3日,日本政府公布了将明治宪法全面改订的日本国宪法。翌日,本报上出现了《历史的一日》、《开拓和平与新生的道路》《宫城前庆祝大会 十万人的大合唱》等显眼的标题。
作家の山本有三が寄稿している。「戦争権を放棄したといつても、日本は本来軍国主義の国であるから、いつあばれださないとも限らない」。山本はこんな「世界の現実主義者からの疑惑」を想定し、反論として、ニューヨーク・タイムズの東京特派員だったヒュー・バイアスが戦時中に書いた冷静な日本分析「敵国日本」を引く。
作家山本有三曾寄来过稿件。“虽说放弃了战争权,但日本原本就是军国主义国家,恐怕很难一直安份下去。”山本先假定这种“世界现实主义者的疑惑”,然后引用了曾驻纽约时报的东京特派员休·拜艾斯在战争时期所写的冷静分析日本的《敌国日本》一文作为反驳。
「日本を手におえぬ軍国主義の国家であるとすることは、歴史を無視した単純な議論である……日本歴史は、日本民族が最も非冒険的な民族である事を示しているのだ。日本にはひとりのジンギスカンも、ひとりのコロンブスもいない」
“那些将一直日本看作军国主义的观点,是无视历史的单纯议论,日本历史正说明了日本民族是最缺乏冒险心的民族。日本没有出现过一个成吉思汗或哥布伦。”
山本は、日本は秀吉の朝鮮出兵や近年のシベリア出兵、太平洋戦争のように外国に領土を求めた時にことごとく失敗しているとし、侵略しなかった時代の長さを指摘する。「私はこゝに日本の国民性を考えたい」。そして、新憲法の「戦争放棄」は「世界平和への日本の決意」と述べた。
山本指出了日本历史中,像秀吉出征朝鲜及近年出兵西伯利亚、太平洋战争这样侵略外国领土的战争几乎都以失败告终,更多的时间日本都并没有对外侵略。并说到新宪法的“放弃战争”表达了“日本向往世界和平的决心”。
戦後60年、日本はともかくも戦争をせず、米国の傘下で「平和」を享受してきた。そして自らも世界有数の軍備を持つに至った。これからは「軍備大国」でもある日本の「世界平和への決意」が一層問われる。
战后60年,日本姑且还没有发动战争,在美国的保护伞下享受着“和平”。同时现在日本本国也拥有了世界屈指可数的军备力量。从今以后日本作为“军备大国”,其“向往世界和平的决心”也更值得质问了。
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