每日阅读(6.29):ドンマインさんの結婚
昨日の朝、東京はぐんと冷え込んだ。歩いていると、指先がかじかみそうだった。その寒気に包まれた都心を静かに行く車の中で、白手袋の手が、小さく何度も振られた。
かじか・む【×悴む】 [動マ五(四)]《古くは「かしかむ」》寒さのため手足が凍えて思うように動かなくなる。かじける。「手が―・んで箸(はし)が持てない」《季 冬》「―・む手女は千も万も擦る/誓子」
昨天早上,东京天气骤冷。走在路上手指都快冻僵了。坐在静静驶过寒冷逼人的都心的车上,包在白手套中的手一直在微微颤抖。
天皇家の長女、紀宮清子(さやこ)さまが、黒田慶樹(よしき)さんと結婚し「黒田清子さん」になった。式後の記者会見では、ふたりとも、はればれとしてうれしそうだった。
天皇家长女纪宫清子与黑田庆树结婚后,改名为“黑田清子”。结婚典礼后的记者见面会上,两人看起来都非常愉快。
「うちのドンマインさん」。天皇陛下は、紀宮さまのことを話す時にそう呼ぶことがあるという。皇后さまが先月、71歳の誕生日の際に、宮内記者会からの質問に文書で答えた。
天皇陛下在说到纪宫时,曾称她为“我家的别在意孩子”。上个月,皇后71岁生日之际,用文书回答了宫内记者招待会上的问题。
「清子は、私が何か失敗したり、思いがけないことが起こってがっかりしている時に、まずそばに来て『ドンマーイン(気にかけないでの意)』とのどかに言ってくれる子どもでした」。それは今も変わらないという。一般家庭とは違ったしきたりや制約のある暮らしの中で、心の支えになっていた様子がうかがえる。
“清子那孩子,当我出现什么失败时,或是碰到意想不到的事情而失望时,总在我身边跟我说,‘Don’t mind(别在意的意思)’。”据说这一点至今仍未改变。可以看出,在与一般家庭拥有不同的惯例和制约的生活中,清子成了一家人心中的支柱。
「てふてふが一匹韃靼(だったん)海峡を渡つて行つた」。この安西冬衛の一行詩を、学習院女子高等科の卒業アルバムに記していたという。詩情あふれ、そして潔いこの一句を、少女のころから胸に抱いていたのだろうか。
がくしゅう‐いん〔ガクシフヰン〕【学習院】 明治一〇年(一八七七)皇族・華族の子弟の教育のために東京に創立された学校。第二次大戦前は、宮内省の管轄。昭和二二年(一九四七)私立学校になり、幼稚園・小学校から大学までを擁している。江戸末期に、公卿(くげ)の子弟の教育機関として京都に設置されたのが始まり。
“蝴蝶轻渡鞑靼海峡”。学习院女子高等科的毕业相册上记着这样一句诗。简洁而充满诗意的诗句,反映了那从少女时期便立志在胸的豪气。
「眼覚めに夏鶯/美しき五月の朝なり/海の見える食堂でアトホーム/カルセオラリアといふ黄な花の鉢植/よき紀年日なり……冬」。冬衛が「38回目」の結婚記念日に、仕事先から妻の美佐保さんに送ったはがきだ(安西美佐保『花がたみ』沖積舎)。黒田さんたちが末永くお幸せであるようにと願う。そして、世の新婚の人たちにも幸多かれと祈りたい。
“苏醒时 眼前的夏莺/正值五月清晨 美丽而清新/能远眺大海的食堂 像家一般温馨/蒲包花 那黄色花儿的盆栽/预告结婚纪念日的来临……冬”这是冬卫写“第38次”结婚纪念日时送给妻子美佐保的贺卡上的词。(安西美佐保《花篮》冲积舍)愿黑田夫妇百头偕老。也愿世上所有新婚夫妇幸福美满。
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