每日阅读(7.06):自民党の50周年記念大会
自民党が、結党から50周年を記念する大会を開いて「立党五十年宣言」を発表した。「我々は国民の負託に応え、情理を尽くして幾多の問題を克服し、国家の安全と経済的豊かさを実現すべく、つねに主導的役割を果たしてきた……」
情理を尽く・す:当事者の気持ちをよくくみ取り、同時に道理にかなうようにする。「―・した説得」
自民党在纪念建党50周年大会上发表了《立党五十年宣言》。“我们背负着国民的重托,尽情尽理地克服了许多问题,为保障国家安全及提高经济水平,我们一直起着主导性作用……”
戦後の復興期から半世紀のほとんどの間、政権を担ってきたという自負がほとばしるような文面だ。記念の「宣言」である以上は、勢いづくのは仕方がないのかも知れない。しかし、「情理を尽くして」のくだり一つをとってみても、世に異論はずいぶんあるだろう。
ほと‐ばし・る【×迸る】 1 勢いよく飛び散る。また、激しく流れ出る。噴き出る。「鮮血が―・る」「蛇口から水が―・る」
2 とびあがる。おどりあがる。「吾(やつかれ)が王、喜び―・りて」〈神功紀〉
从文字上来看,充满了担当着战后复兴期之后的半个多世纪的政权的自负之情。既然说是纪念的“宣言”,大概也不得不鼓起干劲。但是试看一下“尽情尽理”这段,恐怕会招来世间不少异议吧。
「人情と道理」を尽くすことは、かなり難しい。長い歴史の中では、数を頼んで国会に臨んだこともあったはずだ。議席を多く占めれば占めるほど、その危険と誘惑とは増えてゆく。今のような時だからこそ、党の内外で、情理を尽くすよう努めるべきではないのか。
要做到“尽情尽理”却是相当困难。漫长的历史中,也应该有不少国会是建立在议席数目上的。占的议席越多,其危险和诱惑也就越大。正因为处于如今这样的时代,党内外才更应该在“尽情尽理”上下一番苦工。
宮沢元首相が、気になる発言をしていた。「ポスト小泉もこんな言論が封殺された状況では展開のしようがない。もっと自由な議論がなきゃいけないでしょうね」。そんな状況があるとすれば、長く党名に掲げ続けてきた「自由」と「民主」も揺らぐだろう。
原首相宫泽曾说过一番意味深长的话。“邮政小泉这样封杀言论的话将无法开创新局面。我们必须要有更广泛自由的议论。”如果一直处于这种状误解下,自民党一直打出的“自由”与“民主”口号也会受到动摇吧。
50周年の記念に、自民党本部では、前庭にコブシの木を植えた。「生命力が強く、過酷な状況でも立ち枯れしない。自民党もどんな逆風が吹いてもくじけないように、と選んだ」そうだ。
作为50周年纪念,自民党本部的前庭上种下了一株辛夷树。据说是“生命力顽强,在恶劣的环境下也不会枯萎。自民党也会不畏阻险,努力向上。”
コブシという名前は、集合果が握り拳に似ていることに由来している。しかし、実際の政治では、くれぐれも数にまかせて拳を振り下ろすようなことがないように願いたい。
辛夷的名字源于其果实的形状像拳头。不过只能衷心希望,实际的政治不会发生抡拳而起一类的事情就好。
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