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每日阅读(7.16):守る目

时间:2008-07-16 09:42:26  来源:本站原创  作者:Echo

昨日の夕方近くだった。広島市の女子児童の殺害事件について書いたコラムへの感想のお便りを手にした。幼い子をもつお母さんで、住んでいる九州の町でも、先日児童が車の中から声をかけられ、注意を促すプリントが配られたという。

       昨天傍晚时分,笔者接到一封来信,信中写到对广岛市女孩遇害事件的社论一文的感想。寄信人是一位带着年幼孩子的母亲,在前些天,她所居住的九州也有人跟儿童打招呼,并分发了提醒孩子们注意的传单。

 

 PTAなどが巡回し、安全マップを作ったそうだ。親や学校、地域の人たちが死角をなくそうと必死になっている様子がうかがえた。そこへ、茨城県で幼い女の子の遺体が発見されたとの報が入ってきた。そして夜には、栃木県内で行方不明になっていた女児と確認された。子どもを守ろうとする努力への挑戦にすらみえる。

       PTA等组织来回巡视,并制作了安全地图。可以看到孩子双亲和学校及当地人们努力消除隐患的样子。这时,却传来茨城县幼女的尸体被发现的消息。然后到晚上,已确认她是栃木县失踪的女孩。这甚至可以看作是对守护孩子们所做出的努力的一种挑战。

 

 広島市の事件で逮捕された容疑者は犯行を認める供述を始めた。弁護士に不可解なことを言ったという。「悪魔が自分の中に入ってきて体を動かした」。日本の通学路は「悪魔」の所業を許すような恐ろしい道になってしまったのか。

ふか‐かい【不可解】  [名・形動]理解しようとしても理解できないこと。また、そのさま。「―な言動」

しょ‐ぎょう〔‐ゲフ|‐ギヤウ〕【所業・所行】  行い。しわざ。多く、好ましくないことにいう。「許しがたい―」

       因广岛市案件被捕的嫌疑犯已经开始供认了其罪行。据说他对律师说段了让人费思的话,“恶魔占据了我的身体,促使我去做的。”难道日本去上学的道路是允许“恶魔”随心所欲的恐怖之路吗?

 

 遠い昔、小学校に通った道には、地域の人たちの幾つもの目があった。何か変化が見つかれば、その信号は波のように伝わっていくようだった。今は見知らぬ人が居ても必ずしも変化とは感知されないし、都会は見知らぬ人で満ちている。

       很久以前,当地人们都会注意一下通往小学的道路。如果看到有什么不对劲的地方,消息就像波浪一样传达给其他人。然而如今看到陌生人也不会感觉有任何不对劲,都市里已遍布了陌生人。

 

 先日のコラムは、幼い子の頭をなでるようなしぐさで「子ども」を表す手話のことから書いた。九州からのお便りに、こんな一節があった。「『愛す』『大切にする』の手話は、円を描いた手の下にもう片方の手をそえます。寒い時、手の甲をこするように」

       昨天的社论是从 “孩子”的手语如同在抚摸儿童头部一般开始起笔的。从九州寄过来的信中有这么一段。“‘爱’与‘珍惜’的手语,是在画圈的手下方再添上另一只手。像是寒冷的时候,摩挲着手背一般。”

 

 幼い子のいる人もいない人も、手と手を合わせて、「守る目」をつくれないものだろうか。

       无论有没有年幼的孩子,让我们都携起手来,共同保护好这些幼小的生命吧!

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