每日阅读(7.17):障害者週間の作文
滋賀県に住む山本まゆみさん(27)は、スーパーで買い物用のカートを回収するのが主な仕事である。一日中、1階から4階まで歩きまわる。回収箱にたまった牛乳パックやトレーの整理もする。夏は汗だくになり、冬は手がかじかむ。
カート【cart】:1 物を運ぶのに使う小型の手押し車。「ゴルフ―」
2 エンジンのついた、簡単な構造の車。「ゴー―」
かじかむ:かじか・む【×悴む】:《古くは「かしかむ」》寒さのため手足が凍えて思うように動かなくなる。かじける。「手が―・んで箸(はし)が持てない」《季 冬》「―・む手女は千も万も擦る/誓子」
27岁的山本真由美居住于滋贺县,主要工作是回收超市中购买商品用的小型推车。她每天都在一楼到四楼间走动,同时也需要整理回收箱中牛奶袋及托盘。夏天满身是汗,冬天手都会被冻僵。
山本さんは知的障害がある。工場で働いた後、あこがれていたスーパーの求人に応募した。7年前のことだ。最初は、「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」をなかなか言えなかった。いまでは、お客さんから「よくがんばっているね」と声をかけられる。
山本患有智力障碍。在工场工作过一阵后,去往自己一直向往的超市应聘。这已经是七年前的事了。最初山本连“欢迎光临”和“谢谢”都不能说好。而现在,经常有顾客对她说“你真的很努力呢”。
そうした日々をつづった「私のまわりの人達」が、内閣府で募集した障害者週間の作文の高校生・一般市民部門で最優秀賞に選ばれた。そこでは、「お店で仕事をする事がとても楽しいのです」と書かれている。
“我们身边的人们”将这样的日子记了下来,并在内阁府募集的残疾人周的作文中,获得高中生·一般市民类别的最佳奖。在那上面写着“能在商店做工作非常开心。”
作文には、同じ障害のある男の子が登場する。エレベーターに興味があるらしく、週末にはいつもスーパーのエレベーターの前で遊んでいる。「私は、心の中で『いつまでもここであそんでいていいよ』といいたくなります」。そう書いたが、最近、姿が見えず、心配でたまらない。
作文中,出现过一名同样患有智障的男子。他似乎对电梯颇有兴趣,周末一直在超市的电梯前徘徊游玩。“我在心里一直想对他说,‘欢迎随时过来玩’。”文中是这样写的,但是最近看不到他了,自己非常担心。
山本さんは、どんなことにも積極的だ。月に2回、男女混成の障害者のサッカーチームで練習する。夏には、障害児のサマースクールにボランティアとして参加した。
サマースクール:夏期講習会。夏期学校。
山本无论做什么事都很积极。她每月都会去参加两次男女混编的残疾人足球队的练习。夏天则作为志愿者帮忙参与残疾儿童的暑期学校。
あす、東京で、表彰式が開かれる。山本さんは、最優秀賞の小学生、中学生とともに、自作を朗読する。「今私に悲しい事は、なにもありません。楽しいことがいっぱいあるからです」。そんな元気な声が会場に響くはずだ。
明天将在东京召开表彰大会。山本将和获得最佳奖的小学生及中学生一起朗读自己的作品。“现在对我来说,已经没有任何值得悲伤的事情了,因为有好多开心的事。”这样健气的声音将响彻会场。
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