每日阅读(7.18):流行語大賞の「小泉劇場」
年末恒例の流行語大賞に「小泉劇場」が選ばれた。劇場型政治家などと言われるご本人も、いろいろな劇場に出かけるのを好んでいるようだ。
“小泉剧场”获得了年末惯有的流行语大奖。被称为剧场型政治家的小泉本人也似乎很喜欢出席各种剧场。
任期の延長論が出ても、次の総裁選までと「楽日」を示すのも小泉劇場流だが、このところ一段と耳を疑うような発言が続いている。きのう、日中韓の首脳会談の延期を中国政府が発表したことについて述べた。「私はいつでもいいですけどね。向こうが延期する。それでも結構です」
らく‐び【楽日】:千秋楽の日。興行の期間の最後の日。楽(らく)。
打出延长任期的论调却又表示到下次大选将“闭幕”,这是小泉剧场流派一贯的作风,但最近听到它持续的一些发言,笔者进一步开始怀疑自己的耳朵了。关于昨天中国政府宣布中日韩首脑会谈延期一事,居然说到,“我在什么时候开都行,对方要延期的话,这也没关系。”
イソップ物語の狐(きつね)と鶴を連想した。狐が鶴を招き、スープを平らな皿に入れてすすめる。飲めなかった鶴は、今度は狐を招いて、首の長いツボに入ったスープを出した。相手がいやがり、傷つくことをしていれば、いつか逆の立場に立たされかねない。
这让笔者联想到伊索寓言中的狐狸与鹤。狐狸招待鹤,将汤盛放在平的器皿中请鹤来喝,鹤无法喝到汤,于是下次来招待狐狸时,请狐狸喝注入长颈壶中的汤。如果总做出一些让对方嫌恶之事,伤害对方的话,或许有一天自己将会处在相反的立场。
小泉流の対応には「外国の圧力に負けない」という点で評価する見方もあるのだろう。しかし、圧力に負けないのと聞く耳を持たないのとではずいぶん違う。
恐怕也有这样的见解,肯定小泉流派的回应中“不威慑于外国压力”这一点。但是,不威慑于压力与对外界充耳不闻是截然不同的两回事。
先月末には、靖国神社への参拝について、「思想及び良心の自由」を規定した憲法19条を引き合いに出して、「まさに精神の自由だ」と述べた。首相の参拝については裁判所の見方が分かれているが、大阪高裁などでは違憲判断が示された。首相は、憲法によって憲法を尊重し守る義務を負っているのだから、慎重に構えるのが国の最高責任者の態度ではないか。
ひき‐あい〔‐あひ〕【引(き)合い】:1 互いに引っ張り合うこと。「綱の―をする」
2 証拠・参考として例に引くこと。「もうけ話の―に出す」
3 売買・貸借条件の照会。また、その注文・取引。「海外から新製品の―がくる」
4 訴訟・事件などの証人・参考人になること。
上个月末,就靖国神社参拜一事,小泉引证了宪法第19条中的“思想及良心的自由”,并陈述说明“这正是精神的自由”。法院内部所对首相参拜的看法也存在分歧,大阪高级法院判断其为违宪行为。正因为根据宪法,首相负有尊重并遵守宪法的义务,所以作为国家最高领导人的首相,其态度必须要慎重起见。
今年の、もう一つの流行語大賞は「想定の範囲内(外)」だった。やがて楽日になって小泉劇場がはねた時、日本はどうなっているのか。「想定」の内か外か、心配な段にさしかかっている。
今年另一条获流行语大奖的是“想定范围内(外)”。等到小泉剧场闭幕之时,日本将变成什么样?是在想定之内,还是想定之外,这点让人越来越担心。
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