您现在的位置:首页 > 每日课堂 > 每日阅读 > 正文

每日阅读(8.20):「再生」

时间:2008-08-20 10:13:16  来源:本站原创  作者:Echo

この時代を考えるために、時代をさかのぼってみる。そんな思いもあって、ルネサンスにゆかりの深いイタリアの地へ、短い旅をした。

ゆかり【▽縁・所=縁】

なんらかのかかわりあいやつながりのあること。因縁。「縁(えん)も―もない」「文豪―の地」「―の者を頼って上京する」

       为了深入思考现在这一时代,需要回顾一下过去的时代。笔者抱着这一想法,进行了一次短暂的旅行,去往了意大利与文艺复兴渊源极深的几个地方。

 

 ローマ発の列車で半島を横切り、バスに乗り換えて着いたのが古都ウルビーノだ。早朝、小高い丘から眺めると、古い城壁の下に霧がわいていた。

       乘上从罗马出发的列车横穿了整个半岛,接着换乘汽车到了古都乌比诺。清晨,从稍有点高的小山丘往下眺望,看到迷雾笼罩于古城墙之下。

 

 16世紀の初頭、この地にはレオナルド・ダビンチや、「君主論」のマキャベリも来たことがあるという。ふたりは、共同で大きな川の流れを変える計画も立てていた(R・マスターズ『ダ・ヴィンチとマキアヴェッリ』朝日選書)。ふたりの巡り合わせの妙を思いながら、フィレンツェを経由して、レオナルドの生地のビンチへ行った。

    传说16世纪初,列奥纳多·达·芬奇和提出“君主论”的马基雅弗利也曾来过这儿。两人曾共同商议了重要的计划(…R·马士特期《达芬奇与马基雅弗利》朝日选书)。笔者一边思索着两人相逢时的奇妙情景,一边经过佛罗伦萨,去往列奥纳多的出生地芬奇镇。

 

 「生家の跡」といわれている石造りの家は、オリーブの木の立ち並ぶ丘にあった。前は小さな谷で、視界は大きく開けている。夜空の広がりや闇にきらめく星々が、やがてルネサンスの巨人となるレオナルド少年の心を大きく羽ばたかせたのだろうと想像した。

       这座石造的房屋被称为“出生地的遗址”,它位于橄榄树丛立的山丘上,前方是小山谷,视界相当开阔。笔者想象着,或许正是辽远的夜空和闪耀在黑暗中的星辰,为那个名为列奥纳多的少年的心灵插上了高飞的翅膀,之后他成为了文艺复兴时期的一代巨人。

 

 ルネサンスは、清新な機運を広く引き起こした。丘を吹き渡る風の中で、その言葉の意味が「再生」だったことを改めて思った。最近、日本では、長く信頼してきたものが崩れている。安全や安心の土台も大きく揺さぶられている。世界を見ても、力の強い者の強弁がまかり通る場面が続く。人間が、苦難を重ねて築いてきた大事なものが壊されてしまうのではないか。

       文艺复兴给社会带来了勃勃的生机。在拂过山丘的清风中,笔者再次想到那个词即意味着“再生”。最近,在日本,人们长久以来一直深信不疑的东西正在崩毁中。安全和令人安心的基础也受到极大的动摇。纵是放眼世界,强权者的强行专制亦是屡见不鲜。人类历经磨难构造起来的最重要的东西,难道就这样崩溃了吗。

 

 「再生」は、時を超えて、今の時代のために発せられた警句のようだ。信頼というきずなを、再び結びたい。そう思いつつ、丘を下りた。

       “再生”一词仿佛已超越了时空,成为了为如今的时代而发出的警告。希望人们能再次系上信赖这一牵绊。笔者这样想着,走下小山丘。

相关阅读

无觅相关文章插件,快速提升流量