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每日阅读(10.1):数学オリンピック

时间:2008-10-01 10:29:47  来源:本站原创  作者:Echo

公開中の邦画『博士の愛した数式』と、洋画『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』はどちらも老いた数学者の試練を描く。かつての天才が作中それぞれに説くのは、数や式の持つ美しさである。

       正在上映的日本电影《博士爱上的算式》和欧洲电影《证明我的生命》讲述的都是一名年迈的数学家所进行的试练。两部电影中,曾被誉为天才的人向世人述说了数字与算式中具有的美丽。

 

 数学の美や深遠さは、凡才にはやや実感しづらいところがある。だが、数学五輪に出場するような俊才ならきっと堪能できるのだろう。何しろこんな難問を解いてしまう若者たちだ。「nを割り切る相異なる素数はちょうど2千個ある。2のn乗+1はnで割り切れる。この条件を満たす正整数nは存在するか」

       普通人或许难以体会到数学的美及深邃的内涵,但在数学奥林匹克竞赛中崭露头角的数学佼佼者们定能心领神会罢。毕竟这群孩子解开了如此难的问题,“能除尽n的不同质数有2千个。且2的n次方+1也能被n整除。满足这个条件的正整数n是否存在?”

 

 全国13会場できのう、数学五輪の日本代表を選ぶ試験があった。参加したのは高校生以下の百数十人だが、東欧スロベニアで夏に開かれる五輪に進めるのは各国とも6人まで。会場にはトリノ五輪にも劣らない緊張感が漂っていた。

       昨天,全国13处考场中进行了日本数学奥赛选拔赛。一百多名高中生及高中生以下的学生参加了选拔赛,然而每国最多只能派出6名选手参加夏季在东欧斯洛维尼亚召开的奥赛。考场上的紧张气氛不亚于都灵冬奥会。

 

 1959年にルーマニアで始まった数学五輪には、既に半世紀近い歴史がある。90を超す参加国で際立つのは中国の強さだ。この10年で7度も優勝した。米国や韓国も強豪だが、日本は最高8位どまりである。

       1959年始于罗马利亚的数学奥赛已有近半世纪的历史。在90多个参加国家中最引人注目的是中国。10年间获得了七次冠军。美国和韩国实力也很强,但日本的最佳成绩只达到第8名。

 

 国ごとの平均的な数学力なら世界屈指の日本が、数学五輪となると上位に届かない。「日本の学校は英才教育をためらいますから。飛び抜けた頭脳をさらに伸ばす場がほとんどなかった」。数学オリンピック財団事務長で元高校教諭の渡辺義正さんは話す。

       日本国内平均数学能力在世界屈指可数,但在数学奥赛中一筹莫展。原高中老师,现任数学奥委财团事务长的渡边义正先生说:“这是因为日本学校没有施行英才教育。几乎没有留给头脑聪明、智力超群的学生们进一步发展的空间。”

 

 本番では同じ問いが各国語に訳して出題される。発想で解く米国、論理のドイツ、直感のイタリア…。解き方には国柄がはっきり表れる。教科書に即したまじめで地道な解法が日本勢の特徴だという。

       正式考试的试题是将同样的问题的译成各国语言。利用新思维解题的美国,伦理的德国,直感的意大利……解题方式将各国国情表现得一览无余。日本的特征则是按照教科书一板一眼地解题。

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