每日阅读(10.4):白バラ
真珠湾攻撃から1年余の1943年の2月といえば、日本軍がガダルカナル島から撤退し、戦局は悪化していた。欧州では、ソ連・スターリングラードでの激戦の末に、ドイツ軍が敗れた。
珍珠港袭击一年多后的1943年2月,日军从瓜达尔卡纳尔岛撤退,战况持续恶化。欧洲战场的苏联斯大林格勒的激战中,德军战败。
映画「白バラの祈り——ゾフィー・ショル、最期の日々」は、その2月にミュンヘンで実際にあった反ヒトラーの活動とメンバーの処刑を描いている。ミュンヘン生まれというマルク・ローテムント監督の作品で、05年のベルリン国際映画祭で銀熊賞を受けた。
电影《白玫瑰的祈祷——索菲·斯库勒、临终的日子》中描写了43年2月在慕尼黑中真实发生的反希特勒运动及其成员的处刑。该电影是由出生于慕尼黑的马克·罗斯曼所导演的,荣获05年柏林国际电影节银熊奖。
「白バラ」は活動グループの名で、主人公のゾフィーはミュンヘン大の女子学生だ。兄のハンスと、大学でナチス政権の打倒を呼びかけるビラをまいたところを通報され、ゲシュタポに逮捕される。
“白玫瑰”是该组织的名称,主人公索菲是慕尼黑大学的女学生。她和哥哥汉斯在大学内散发号召大家打倒纳粹政权的传单时被人告发,之后被纳粹秘密警察逮捕。
身に迫る恐怖におびえながらも、祈りで自らを勇気づけ、取り調べには毅然(きぜん)として述べる。「最善のことをしたと信じている」。逮捕の4日後、1日だけの裁判で死刑判決を受け、即日斬首された。21歳。「今にあなたがここに立つわ」。法廷で、被告席から裁判官に投げかけた一言が耳に残った。
尽管有些害怕切身的恐怖,兄妹两人仍通过祈祷赋予了自己勇气,审讯时,他们毅然说到:“我相信自己做的是最正确的事。”逮捕4天后,仅通过一天的审判便判处了他们死刑,即日斩首。当时索菲年仅21岁。“很快你也将站在我的位置上了。”索菲站在法庭的被告席上在法官面前抛下的这句话,一直回响在笔者耳边。
戦後はナチスの側が被告席に立たされ、裁かれた。ローテムント監督が述べている。「今や、戦争で起こってしまったことに対する罪を問う時代ではありません。今は、そこから学ぶべき責任を問う時代です」(『論座』3月号)。
战后,纳粹分子果然站在了被告席上,受到了其应有的制裁。罗斯曼导演说:“如今这一时代,不该只顾控诉战争所带来的罪恶,而应该诘问我们是否从战争中意识到自己所肩负的责任。”(《论座》3月号)
本来は普通の市民だったはずの多くのドイツ人たちが、ファシズムと侵略戦争に加わっていった。それは、日本の過去にも通じる。その奔流にあらがい、人間の尊厳に根ざす小さな白い花を掲げた人たちがいた。
有很多本是一般市民的德国人加入了法西斯集伙,并参与了侵略战争。日本过去也是一样。但也有人奋力抵抗着这种潮流,献出了扎根于人类尊严上的小小白花。
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