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每日阅读(10.7):防衛庁

时间:2008-10-07 23:27:51  来源:本站原创  作者:Echo

奈良時代、朝廷には中央官庁が八つあった。中務(なかつかさ)省、治部(じぶ)省などは役所名から職務を言い当てるのもむずかしいが、兵部(ひょうぶ)省なら簡単だろう。軍政一切を取りしきった。
  奈良时代,朝廷里共有八个中央政府机关。从中务省、治部省等政府机关名称中推测其职务或许有点困难,但兵部省则很简单。处理一切军政事务。

 明治の初め、新政府は司法省、工部省など官庁名をいくつも考案した。それでも軍事をつかさどる役所には、兵部省の名をあてている。数年で陸軍省と海軍省とに分かれたが、「省」の格は敗戦まで揺るがなかった。
  明治初期,新政府也规划过司法省、工部省等政府机关名。但掌管军事的机关还是叫兵部省。数年内分成了陆军省和海军省,但“省”这一名称到战败前一直没有改变过。

 いまの防衛庁の前身は、朝鮮戦争を機に設けられた保安庁だ。省でなく庁にとどめたのは、軍部の暴走を反省した戦後の知恵だった。だが防衛庁内では、省への格上げこそ悲願とされてきた。「庁のままでは予算を取るにも法令を作るにも不自由だ」「国防担当の役所が省でないのは日本くらい」。国会でもたびたび審議され、防衛省のほか国防省とする案も出た。
  如今防卫厅的前身,是以朝鲜战争为契机设立的保安厅。不再称其为“省”,而保留“厅”这一称呼,也是战后反省军部独裁的明智判断。但防卫厅内也有人急切请求将“厅”改为“省”。“一直作为‘厅’下去的话,在获取预算资金和制订法律方面都不自由。”“国防机关不以‘省’为名的也只有日本了”。国会也就此事屡屡进行过审议,也有方案提出在防卫省之外再设立一个国防省。

 とうとう実現するかに見えた「省」構想が、また頓挫しかかっている。8年前の背任事件の記憶も消えないうちに、防衛施設庁幹部らによる談合容疑が発覚した。昇格どころではないだろう。
  眼看着“省”的构想即将实现了,中途又再次受挫。8年前的渎职事件尚未消失在人们记忆中,现在又揭发出防卫施设厅干部们有干扰投标之嫌疑。恐怕已经不是升级的时候了吧。

 林野庁や金融庁など「庁」にもいろいろあるが、たどった道はそれぞれだ。環境庁は5年前、省の仲間入りを果たした。対照的なのは社会保険庁だ。数々の不始末が露見し、「ねんきん事業機構」へと組織が縮小されることになった。降格である。
  除了防卫厅之外,还有林野厅与金融厅等众多“厅”,它们各自走的道路均不同。环境厅在5年前提升为省。与其相对照的是社会保险厅。内部的不检点一再曝光于世,最后组织缩小成“年金事业机构”。反倒降级了。

 奈良の都にさかのぼる官界のしにせでも、背任の体質や談合の悪習を改善しない限り、「省」格上げに世論の支持は得られまい。今のままではむしろ「ぼうえい事業機構」と改名されても不思議はない。
  回溯奈良时期的官界,不改正渎职的本质和干扰正常竞争的恶习就想升级为“省”,不可能得到舆论的支持。再像现在这样下去,就算改名为“防卫事业机构”也没什么好奇怪的了。

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