每日阅读(10.30):渡部恒三氏
衆院の副議長を長く務め、民主党の国会対策委員長に今月就任した渡部恒三氏は、党内では「黄門さま」とも呼ばれているそうだ。その渡部氏が役員会で取り出したのは、印籠(いんろう)ならぬ「起きあがり小法師」だった。地元会津の民芸品で、倒れても起きあがる縁起物だが、前原代表の手元の小法師は倒れたままだった。
听说长期就任于众议院的副议长,本月已就职民主党国会对策委员长的渡部恒三氏先生,在党内也被人称为“黄门大人”。渡部先生拿到干事会的并非印笼,而是“小法师不倒翁”。这是当地会津的民艺品,推倒后又会自己站起来的吉祥物。但前原代表手中的小法师一直倒下了。
「転び方が悪かったのかなあ」と渡部氏。小道具を操りながら、とぼけた感じを漂わせる。苦境に沈む党を何とか持ち上げようと、ひなびた芝居を演じているようにも見える。
ひな・びる【×鄙びる】
[動バ上一]ひな・ぶ[バ上二]いかにも田舎という感じがする。いなかめく。「山あいの―・びた温泉場」
“摔得不怎么样嘛。”渡部先生说。感觉他在一边操纵着小道具一边装傻。同时也能看出,他为了解救陷于困境的民主党,不惜上演一出哗众取宠的戏剧。
きのう、民主党と永田寿康議員の連名の「『偽メール』に関する謝罪文」という広告が新聞に載った。「メールは全くの偽物」とし、「事実無根」を2度繰り返す。白旗を掲げて早々に幕を引きたいのかも知れないが、これで反転攻勢に回れるのだろうか。
昨天,报纸上登载了民主党和永田寿康议员联名的“《关于伪邮件的谢罪文》”的广告。上称“邮件全是假的”,并两次重复道“这是毫无根据的。”或许是想举起白旗早早闭幕了事,不过这样的话就能反转为攻势吗。
若い日の渡部氏は、後に自民党の総裁になる石橋湛山氏に傾倒していたという。石橋氏は1956年、昭和31年12月に首相に就任したが、翌1月に病に倒れ、2月には党幹部らに辞意表明の書簡を書いた。「友人諸君や国民多数の方々からはそう早まる必要はないという御同情ある御考えもあるかもしれませんが、私は決意いたしました」(『石橋湛山全集』東洋経済新報社)。
听说年轻时候的渡部先生曾倾向于石桥湛山先生,后来的自民党总裁。1956年,昭和31年12月,石桥先生就任了首相一职,翌年一月病倒,二月给党干部写了封表明自己辞职意愿的书信。“或许会有朋友和国民同情我,让我不要这么早下台,但我已经决定了。”(《石桥湛山全集》东洋经济新报社)
国会の審議に出席できない以上、辞任すべきだとも記した。国会は常にその機能を十分に果たさなければならない、という国民への義務感が読み取れる。
并且有着这么一段:既然无法再出席国会的审议,则“应该辞职”。从中也能领会到国会对国民的义务感,即国会必须彻底发挥其机能。
このところ国会では、国民の暮らしとは関係のない騒ぎが続いた。そろそろ、こちらを向いてもらいたい。
最近国会尽持续着一系列与国民生活无关的争论。希望尽快看到这一问题吧。
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