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每日阅读(11.7):格差

时间:2008-11-07 09:49:53  来源:本站原创  作者:Echo

授業料の免除や給食費の援助を受ける生徒、児童が増えているという。その一方、学費がかさむ私立中の受験が増え、東京では4人に1人が受けたという進学塾の調査もある。新しい格差のようなものが、できつつあるのだろうか。

据报道,免除学费并给予生活费援助的学生、儿童数量持续增加。另一方面,高学费的私立中学的报考率也在增加,据某升学私塾的调查表明,东京每4名考生中就有1名报考了私立中学。新的差距会一直拉开下去吗?

 

 文部科学省によると、04年度の調査では、全国の都道府県立の高校で11人に1人が授業料の免除や減額を受けていた。地域や学校でかなりの差があるものの、全体の人数は8年で倍増した。

       据文部科学省所说,在04年调查中,全国都道府县立高中内平均每11人中有1人接受了学费减免优惠。尽管地域和学校之间着很大差别,但总体人数在8年内整整翻了一番。

 

 公立の小中学校で、文房具代や給食費、修学旅行などの援助を受けた児童、生徒は、04年度までの4年で4割近く増えた。東京都内には、受給率が7割に達した小学校もある。

       到04年为止的4年间,各公立中小学中得到文具费及伙食费、修学旅行等援助的儿童、学生增长了近4成。东京都内甚至有小学受援助的学生达到了七成。

 

 その学校で、卒業文集のテーマを「将来の夢」にしようとしたが、3分の1の子が何も書けなかったという。子どもたちが、夢や希望を思い描きにくくなってきているのなら、まことに痛々しい。

       据说那所学校本来想将毕业文集的主题定为“将来的梦想”,但三分之一的孩子们什么都写不出来。孩子们越来越难以描绘梦想和希望的话,真是件让人痛心的事情。

 

 作家・村上龍さんは、近未来小説『希望の国のエクソダス』(文芸春秋)の中で、中学生にこう言わせた。「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない」

       作家村上龙先生在科幻小说《逃离希望之国》(文艺春秋)中,一名中学生这样说道:“这个国家里什么都有。真的有许多许多东西。但是,唯独没有希望。”

 

 村上さんは、本紙のインタビューには、こう述べている。「子どもは、20年後、30年後の自分の姿を、いまのおとなに見ようとする。親たちの世代は、ちっとも楽しそうじゃない。おとなたちを見ていても希望が持てない」

       村山先生在接受本报采访时说:“孩子们将在现在的大人身上看到20年、30年后的自己。父母那一代活得没的一点乐趣,孩子们看到这样的大人,自己也不会抱有什么希望了。”

 

 その時々の子どもたちは、大人の姿を映してきた。いわば、大人の鏡だ。今、教育の現場に表れている格差のようなものも、大人の世界のそれを映し出している。

       各个时期的孩子们都反映着大人们的面貌。可以说孩子是大人的一面镜子。如今,在教育上表现出的差距,也正反映出了大人们世界的贫富差距。

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