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每日阅读(11.19):景観

时间:2008-11-19 09:34:33  来源:本站原创  作者:Echo

はなびらがくねりながらおちてくる。東京で、桜が盛んに散っている。芝の増上寺にも、花を惜しむ多くの人の姿があった。そして、寺の大屋根と、後ろにそびえる東京タワーを、桜と人にからめて撮っている。

       花瓣随风飘扬凋零。东京境内,樱花散落如雨。芝公园的增上寺内能看到不少人在感怀花凋,还有很多人在拍摄着寺内的屋脊和后方耸立的东京塔,飞舞的樱花洒在人们身上的情景。

 

 江戸時代の徳川家の菩提(ぼだい)寺と、赤と白に塗られた鉄の塔とは不釣り合いのようだが、むしろ取り合わせの妙を感じ取る人もいるようだ。しかし、大屋根の後ろに立つのが生活の気配を漂わせる高層住宅なら、カメラを向ける人は減るだろう。

       江户时期的德川家菩堤寺和涂成红白色的铁塔看上去有点不谐调,但也有人觉得这种搭配反而有种玄妙之感。然而,屋脊后方如果是充满生活气息的公寓的话,想必拍摄照片者也会减少罢。

 

 京都・宇治の平等院の背後には、高層マンションが立ち並ぶ。ここの鳳凰堂が、10円玉の絵柄になって55年になる。

       京都·宇治平等院后方,高层公寓鳞比栉次地耸立着。将这儿的凤凰堂采用为10日元的硬币上的图案已有55年了。

 

 「10円玉のデザインも変えたら」。京都に長く住む米国人で東洋文化研究家のアレックス・カーさんの言だ。『美しき日本の残像』などを著して、「電線と看板に覆われ、コンクリートで固めた“枯山水”」と評する日本を、深い愛着をもって批判する。

       “10日元硬币的设计图案也改变一下如何。”这是长期居住于京都的美国人,东洋文化研究家亚历克山大·卡尔所说的一句话。他曾著有《美丽日本的残景》等作品,带着深深的留恋批判了 “被电线和广告牌所覆盖,用混凝土固定的‘枯山水’庭院”的日本。

 

 手厳しい指摘だが、最近は景観を巡る動きが続く。東京の国立市の住民が、高層マンションの上層部の撤去を求めた上告審の判決が先週あった。最高裁は上告は棄却したが「良好な景観の恩恵を受ける利益は法的保護に値する」という初めての判断を示した。新宿区や札幌市では、建物の高さを一定以上は認めない「絶対高さ制限」が始まった。

       确实是一番严厉的指责。最近围绕各景点的风波也持续不断。上周,就东京国立市居民请求拆除高层公寓上层一事,上诉审达成了判决。最高法院驳回了上诉,但同时也表示最初的判断“欣赏美丽景观的权益也值得法律保护”。新宿区和札幌市内开始实行“绝对高度限制”,规定建筑物的高度只能在一定范围之内。

 

 絶え間なく桜の散るさまを凝視していると、時が逆戻りして、いにしえの町並みや人の姿が現れてくるような気がする。過去の幻に一時ひたりながら、未来に伝える景観を思い描く。それも、花散る季節の味わいの一つだ。

       凝视着樱花纷纷凋落的情景,笔者仿佛感觉到时光倒流,古老的街道和人们的面貌呈现在眼前。一时沉浸于过去的幻觉中,同时也在心中描绘着未来的景色。这也算是花谢之季的风味之一吧。 

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