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每日阅读(11.22):拉致

时间:2008-11-22 09:42:45  来源:本站原创  作者:Echo

満開の桜の下に、少女がひとり立っている。横田めぐみさんが北朝鮮に拉致される約半年前の77年4月、新潟市の中学校に入学したころの写真だ。横浜市の高島屋横浜店で開かれている「めぐみちゃんと家族のメッセージ 横田滋写真展」の入り口に置かれている(11日まで)。

       一名少女独自伫立在樱花怒放的树下。这是77年4月,横田惠被绑架到北朝鲜约半年前刚升入新泻市一所初中时的照片。它被置放于横滨市高岛屋横滨店里举办的“惠与其家人的信息 横田滋照片展”的入口处。(截止于11日)

 

 父・滋さんが、めぐみさんの拉致までの13年間に撮った写真などが展示されている。初節句のひな祭りで、父にほおずりされためぐみさん。母・早紀江さんに抱かれた双子の弟にキスするめぐみさん。入園、運動会、家族旅行……。

       惠的父亲滋先生展出了惠被绑架前13年间所拍摄的照片。第一次过三月三女孩节时,父亲贴着惠的脸。惠凑过来亲一口母亲早纪江女士手中抱着的孪生弟弟。升入幼儿园,运动会,家庭旅行……

 

 どの家にも残されているような、誕生に始まる成長の記録だ。仲の良い、明るい家庭の様子がほほえましい。その幸せが、中学1年の11月の拉致で突然断たれる。それ以後、家族の集合写真は一枚もないという。会場を巡ると、もう一度みんなで写真を撮りたいという家族の思いがひしひしと伝わってくる。

       这是每个家庭里都会留有的那种从出生开始的成长记录。家庭和睦、欢乐的情景让人会心一笑。然而这一幸福因为惠在念初中一年级那个11月被人绑架而突然中断了。据说从此惠的家人再没拍过一张全家福。围绕会场参观展览时,深深感觉到惠的家人希望家庭所有成员再次聚在一起拍张照片的心愿。

 

 めぐみさんの事件の翌年に拉致された田口八重子さんの長男が原作者という漫画の連載が「漫画アクション」で始まった。題は「母が拉致された時 僕はまだ1歳だった」。長男・飯塚耕一郎さんは、八重子さんの兄に「次男」として育てられた。

       惠被绑架后第二年,田口八重子女士也被绑架了。以她大儿子的作品改编的漫画开始连载于《漫画动力》。题目为“妈妈被绑架时 我才只有一岁”。 八重子女士的哥哥将她的大儿子饭冢当成自己的“二儿子”养育成人。

 

 写真展も漫画の連載も、拉致という国家犯罪の卑劣さと罪深さを改めて訴えている。捜査の手がなかなか届かなかったが、警視庁は先月、原敕晁(ただあき)さん拉致事件で大阪市内の関係先を家宅捜索した。

       照片展也好,漫画连载也好,都再次控诉了绑架这一国家犯罪的卑劣和深重罪恶。尽管搜查行动不能顺利进行,但上个月,警察局就原敕晁被绑架一案搜查了大阪市相关住宅。

 

 これも発生から四半世紀以上たっている。しかし、あきらめるわけにはいかない。手を尽くさなければ、その先の手は見えてこない。

       离发生这一案件时已过了四分之一个世纪了。但绝不能放弃。如果不努力用尽一切办法的话,就难以寻觅到将来的方向了。

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