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每日阅读(12.17):交通博物館

时间:2008-12-17 09:42:55  来源:本站原创  作者:Echo

56年前の客車の座席に、もの言わず腰を掛けている老夫婦がいる。山手線の運転シミュレーション装置を巧みに操る小学生がいる。

       一对老夫妇沉默地坐在56年前的客车座席上。还有小学生灵巧地摆弄着山手线模拟驾驶装置。

 

 きょう閉館する東京・神田須田町の交通博物館は、男性の鉄道ファンを指す「鉄(てっ)ちゃん」だけでなく、鉄子に鉄爺(じい)、鉄婆(ばあ)、まさに老若男女でごった返している。

ごった‐がえ・す〔‐がへす〕【ごった返す】

[動サ五(四)]ひどく混雑する。整わず雑然としている。「帰省客で―・す」「引っ越しで家の中が―・している」

       昨天闭馆的东京·神田须田町交通博物馆,不仅是针对男性铁路迷“铁男”,还有“铁孩”、“铁爷”和“铁婆”,男女老少人头攒动拥挤不堪。

 

 カメラを向ける対象は、生まれた時代や住んでいた地域の違いによって一様ではない。「毎日の通勤電車だった」「帰省のたびに乗った」。それぞれの思いの残る列車や連絡船の模型に見入る姿があちこちで見られた。

       据参观者们的出生年代和居住地方不同,他们举起照相机拍摄的对象也不尽相同。“每天上下班时的电车”“回家探亲时乘坐过”。到处都能看到参观者们入神地凝望着留有自己怀念之情的列车和渡轮的模型。

 

 当初の東京駅近くからこの地に移って70年。空襲でも焼け残り、東京大空襲の当日から約10カ月間休館した以外、展示を続けてきた。戦後の来場者数は延べ3千万人近い。遠足や修学旅行で訪れた記憶のある方も多いだろう。老朽化に加え、手狭になったこともあり、閉館せざるをえなくなったという。

 明治末から大正初めにかけて中央線の起点だった旧万世橋駅の階段が、館内にそのまま残されている。草むしたホームに向かってゆっくり上っていくと、不思議な時間旅行の気分が味わえる。多くの展示物は来年さいたま市につくられる博物館に移されるが、今の施設を小規模な形でいいから残してほしいという声も、入場者から聞かれた。

くさ‐む・す【草▽生す・草▽産す】

大辞林でも 「くさむす」 を検索する

[動サ五(四)]《「むす」は、生じる意》草が生える。草が生い茂る。「墓に―・す」

「山行かば―・す屍(かばね)」〈万・四〇九四〉

       馆内还原封不动地保留着明治末年到大正初年中央铁路线起点旧万世桥车站的楼梯。朝着青草茂盛的站台慢慢地往上走时,能够享受到种时间旅行般奇异的心情。大多数展览品将于明年搬到琦玉县内建成的博物馆中,然而在参观者中也听到有将现在的设施以小规模形态留下来都行,总之希望能够留下来的呼声。

 

 陳列されている蒸気機関車C57と同じ年に生まれた菅建彦館長(66)は「閉館間際になって、年配のお客さまが増えました。日本人の鉄道への愛着を強く感じます」と話す。最後の日は特にイベントなどはせず、静かに幕を引く予定だという。

       与博物馆中展览的蒸气机关车C57同年出生的菅建彦馆长(66岁)说:“在闭馆之前,年长的客人数量增加了。我深深地感受到日本人对铁路的留恋之情。”据说,预定在最后那天不会举行特别活动,而将静静地拉下帷幕。

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