每日阅读(12.30):公共心
政府、民主党がそれぞれに出した、教育基本法を改める法案を読む。今の法には無くて双方の案にあるのは、「愛国心」のくだりだけではない。「公共の精神」という言葉が双方とも前文に出てくる。
笔者阅读了政府和民主党各自提出的教育基本法修正提案。双方修正提案中新增的条例并不只有“爱国心”的段落,前文中还都出现有“公益精神”一词。
政府案は「公共の精神を尊び、豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期する」とある。民主党案では「公共の精神を大切にする人間の育成」となっている。公共心のある人間を育むことで通じている。
政府修正案上写道:“尊重公益精神,期望培养兼具道德和创造力的人材”。民主党修正案则是“培养人材时重视公益精神”。双方都提到了要培养具有公益心的人材。
かなり重視していることが分かるし、文案はなかなか立派だ。しかし、公共心が公共の利益を計ったり、公に尽くしたりする心だと考えると、法案を出した側の公共心には疑問がわいてくる。
看得出双方都很重视公益心,文案也写得相当堂皇。然而笔者一想到公益心是谋求社会公共利益,为公众效力之心,不由对提出法案者的“公益心”产生了疑问。
国会議員らが国政の調査に使う目的で税金から支出される「国政調査活動費」のうち、衆院では02、03年度だけで約5千万円が、高級料亭などでの酒食に使われていた。以前からの慣行だというから、累計では更に膨大な額になるのだろう。
国会议员为调查国政而从税金中支出的“国政调查活动费”中,众院议仅在02、03两年间就在日式高级酒家中花费了约5千万日元。据说这项支出是很早以前的惯例了,累计起来恐怕将达到更为庞大的数额罢。
国会を停滞させた民主党の「偽メール事件」も、公共の利益に反するものだった。1億円もの献金を受けた疑惑にまともな説明をしない元首相がいれば、それを党全体の問題と考えない政権党もある。
使国会停滞的民主党议员“伪造邮件事件”也是反公益行为。原首相有收下1亿日元捐款之嫌疑却没做出任何令人信服的解释,某政党也认为这并不是全党的问题。
「憲政の神様」といわれた尾崎行雄は、きちんとした審議をしない議会を「議事堂ではなくて採決堂だ」と批判した(浅野一郎編『国会入門』信山社)。本社の世論調査では、教育基本法について「今の国会では採決をせず、議論を続ける方がよい」が7割を超えた。「愛国心」の審議より前に、育むべき公共の精神とは何かから論議を始めてはどうか。
被人誉为“宪政之神”的尾崎行雄将不认真进行审议的议会批判为:“那已经不是国会议事堂,而是表决堂了”。(浅野一郎编《国会入门》信山社)据本社的民意调查,超成七成的人认为教育基本法“现在先不要在国会表决,继续进行商讨更好”。在审议“爱国心”之前,先讨论一下应该培养的公益精神究竟是什么怎么样?
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