每日阅读(12.6):広井脩さん
北海道の有珠山(うすざん)、長崎の雲仙普賢岳、三宅島・雄山。最近30年間に周辺住民に大きな被害をもたらした火山だ。この間(かん)の地震では、何と言っても阪神大震災がある。
北海道的有珠山,长崎的云仙普贤岳,三宅岛的雄山。这些都是近30年来给周边居民带来极大灾害的火山。更何况这期间的地震还包括有阪神大震灾。
15日に59歳で亡くなった東大大学院教授の広井脩さんの葬儀には、これらの被災地の関係者からたくさんの花がささげられた。祭壇は、広井さんが30年余り歩いてきた道を指し示していた。
15日,享年59岁的东京大学研究生院广井攸教授的葬礼上,这些受灾地区的相关人员都献上了大量的花。祭坛显示出了广井教授30多年来所走过的道路。
専門は災害情報学だった。災害時に被災者は、どんな情報を必要としているのか。メディアは何を、どう伝えるべきか。体育館に避難したお年寄りのかたわらに座って話を聞く姿が、様々な被災地で見られた。夜は民宿に泊まり、若い院生たちと酒をくみかわしながら議論していた。
广井教授的专业是灾害情报学。遇到灾害时的人们需要些什么情报?媒体应该怎样报导,又该报导些什么消息?人们常看到广井教授出入于各个受灾地区,坐在体育馆避难的老人身边听老人说话。他常晚上投宿于民家,和年轻的研究生们一起边举杯畅饮边讨论。
普賢岳の火砕流の際に島原市長を務めていた鐘ケ江管一さんは「直接の被害にあった人たちだけでなく、警戒区域内の自宅に帰れない人たちの不安をどう取り除くべきかなど、細やかな助言をいただいた」と振り返る。
曾在普贤岳的火山碎屑流喷发时就任于岛原市市长的钟江管一先生回想说:“广井教授不仅为直接遭受灾害的人们提供帮助,还告诉身处于警戒区域内不能回家的人们该如何消除不安的心理,给予了我们很多具体的建议。”
阪神大震災の当日、たまたまいた大阪から、数時間後に現地に入った。その後の調査は十数回に及んだ。兵庫県知事だった貝原俊民さんは「話をじかに聞いているだけあって、住宅や生活をどう支援していくのか、被災者の視点に立った実践的な提案をすることのできる人だった」と話す。
阪神大震灾的那天,广井教授正巧身处于大阪,几个小时后就赶往了地震现场。之后他还调查了十几次。原兵库县知事贝原俊民说:“广井教授仅是直接听到关于灾害的事情,就能站在受害者的角度提出实践性的方案,像是如何支援住宅和生活啊什么的。”
「住民に情報を迅速に提供し避難行動を促進すれば、(略)少なくとも人的被害は減少することが可能である」(『災害情報と社会心理』北樹出版)。災害時の情報の重要さという、今では常識ともいえることに、初めて全力で取り組んだ人だった。
“如果能迅速将情报提供给居民们并促进避难行动的话,(略)至少可以减少人为受害损失。”(《灾害情报和社会心理》北树出版)如今受灾时情报的重要性已经成为了常识,而广井教授是第一个全力从事于这方面工作的人。
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