您现在的位置:首页 > 每日课堂 > 每日阅读 > 正文

每日阅读(1.4):今村昌平

时间:2009-01-04 00:11:42  来源:本站原创  作者:Echo

坂口安吾が「堕落論」を発表したのは終戦の翌年だった。「若者達は花と散ったが、同じ彼等が生き残って闇屋となる」。読んで共感した若き今村昌平さんは、自分も闇市に入り浸って戯曲を書いていた(自著『映画は狂気の旅である』日本経済新聞社)。

       终战翌年,坂口安吾发表了《堕落论》一文。“年轻的人们如花凋零,活下来的活跃在黑市交易中。”年轻的今村昌平读后深表同感,他亲自体验了黑市生活后写下了戏曲。(自著:《电影是疯狂之旅》日本经济报社)

 

 焼酎やたばこを売ってサヤを稼ぎ、進駐軍のガソリンの横流しを手伝う。「あらゆる人間が生の欲望をさらけ出し、何にも縛られずに生きている闇市は、私にとって自由の小天地であった」

よこ‐ながし【横流し】

[名](スル)物資を正規の手続きを経ないで、他へ売ること。「援助品を―する」

       贩卖烧酒和烟以赚取差额,帮占领军倒卖汽油,“在黑市中,所有人都毫不遮掩生存的欲望,可以没有任何束缚地生活下去,对我来说,这儿是片自由的小天地。”

 

 人間を欲望を通して見つめた映画の題からは、その時々の人と時代がにおい立つ。果しなき欲望、にっぽん昆虫記、神々の深き欲望、復讐するは我にあり、ええじゃないか、楢山節考、黒い雨。

       通过欲望来审视人类的电影,从标题上就反映出了那些日子的人与时代。无尽的欲望、日本昆虫记、诸神的贪欲、我要复仇、酋山节考、黑雨。

 

 欲望は人を狂わせる。そこを正面から描かずに、人や世の中が描けるのか。画面の後ろからそんな声が聞こえてくるようだった。本能にかられた獣のような面と、純粋で神々しい面を併せ持つ人間という生き物への、そして命への深い思いが感じられた。

       我们仿佛能听到银幕后边有声音呼喊道,欲望使人发狂。不正面描写这点,又怎么能描绘得出人与人世间?不由感觉到导演对具有为本能所驱使的兽性一面,亦具有纯洁神圣一面的人类这一生物,以及对生命的深切感慨。

 

 9・11同時多発テロ後に撮った短編では、権力者が呼びかける「聖戦」が、いかにうさんくさい代物かを訴えようとしたという。アイデアは井伏鱒二の杜甫の訳詩から得た。「ドコモカシコモイクサノサカリ……ズヰブン馴染(なじみ)ガウタレタサウナ」

       9·11恐怖事件后拍摄的短编电影控诉了掌权者所呼吁的“圣战”是多么混帐的东西。拍摄该片的灵感来自于井伏鳟二所译的杜甫之诗。“万国尚戎马……早已战场多。”

 

 映画専門学校を設立した今村さんは、後輩へのメッセージで自著を締めくくっている。「天才は必要ない。常識に縛られるな。粘っこく人間を追究し、無人の曠野を走る勇気を持て」。人生の幕は下りても、その言葉や作品は生き続けてゆくだろう。

しめ‐くく・る【締め▽括る】

1 ひもなどでしっかりと締めて束ねる。「桶側(おけがわ)をたがで―・る」

2 仕事や人を管理・監督してうまくまとめる。「若い連中を―・る」

3 物事に結末をつける。まとめる。「教訓的な言葉で話を―・る」

       今村先生成立了电影专科学校,他总结了下自著,作为留给晚辈的参考。“不需要天才。不要束缚于常理。坚持深究真正的人,鼓起在无人的旷野上奔跑的勇气”。就算拉上了人生的帷幕,今村先生的这番话和他的作品也会长存于世罢。

相关阅读

无觅相关文章插件,快速提升流量