每日阅读(1.7):サッカー研究
くくくっと曲がりながら、すっと落ちて、ゴール右上すみに吸い込まれていくサッカーボール。筑波大の浅井武・助教授は、中村俊輔選手の左足のフリーキックを高速カメラで撮影し、ボールの速度や回転を調べている。
足球一边哧哧哧地拐弯,一边轻嗖嗖地落下,正好进在球门右上方。筑波大学的浅井武副教授用高速照相机拍下了中村俊辅选手左脚踢出的罚球,然后研究了下足球的速度和旋转情况。
腰を大きく使い、足を鋭く振り上げることで、横だけでなく縦の回転をボールに加えていることがわかった。25メートルのキックは約3メートル右に曲がり、約2メートル落ちた。秒速約28メートルだった。
据其研究,中村选手使用很大的腰劲,用力地踢出一脚,给球加上了横纵两种回旋力。25米左右的球约向右偏了3米,向下降落了2米。秒速是28米/秒。
『ベッカムのボールはなぜ曲がるのか?』(技術評論社)の共著書もある浅井さんは、これらの研究成果に基づき、中村選手と同様のフリーキックを、教え子の大学院生たちに実際に蹴(け)らせようとしている。回転はかなり近づいてきたが、速度はまだまだだという。
浅井副教授曾与人合著过“贝克汉姆的球为什么会拐弯?”(技术评论社)一书,他在这些研究成果的基础上,试着让自己的研究生学生们踢出和中村选手一样的罚球。据说回旋已经很接近中村的罚球了,但速度还不够。
若い選手を育てているコーチや研究者が集まって3年前に発足した「日本フットボール学会」が今春、機関誌「フットボールの科学」を創刊した。キックの際の関節の動かし方、体力をつける練習法、けがへの対処、クラブチームの経営理論など、内容は様々だ。
三年前,培育年轻选手的教练和研究者们成立了“日本足球学会”,今年春天该学会创刊了机关志杂《足球的科学》。内容有很多,像是踢球时关节的动作,加强体力的练习方法,如何处理受伤情况以及俱乐部队伍的经营理论等等。
日本のサッカー研究は、世界的に見ても十指に入るといわれる。サッカーの実力よりは少し上のようだ。英国など欧州各国が進んでいる一方、中南米には研究者はあまりいない。研究する必要がないほど、上手な選手が自然に発生してくるからだそうだ。
日本的足球研究可以说已经进入了世界前十了,似乎比足球的实力排名还要靠前面点。英国等欧洲各国都在积极进行研究,但中南美却没多少研究者。似乎因为他们不需要研究,就自然而然地出现了优秀的选手。
きょうのマルタとの親善試合が終われば、あとは本番の1次リーグ。「最も得点に近いのは、やはり中村選手のフリーキック。わかっていても、ゴールキーパーは止められないはず」。浅井さんはそう期待する。
今天与马耳他的友谊赛结束之后,就只剩正式的联赛了。“最能得分的还是中村选手的罚球啊。守门员就算心里明白也阻挡不下来。”浅井先生如此期待着。
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