每日阅读(1.14):審判
ポーランド対エクアドルの試合を、丸山義行さん(74)はきのう東京都内の自宅でテレビ観戦した。「問題ない。よくやっていた」。両チームの選手のことではない。主審と副審を務めた、日本人の後輩2人についての感想だ。審判は落ち着いているように見えることが一番重要なのだそうだ。
昨天,丸山义行先生(74岁)在东京都自己家里观看了波兰对厄瓜多尔比赛的电视直播。“没问题,干得不错。”丸山先生所说的并非是这两支队伍的选手,而是对两名分别担任主裁判和副裁判的日本人晚辈的感想。裁判最重要的是看起来要从容镇定。
中央大サッカー部の監督を長く務めた丸山さんが、日本人として初めてワールドカップ(W杯)の審判に選ばれたのは、70年のメキシコ大会。「W杯なんてだれも知らない時代でした。選手の圧倒的なスピードにびっくりしました」と振り返る。
70年的墨西哥世界杯上,长期担任中央大足球部领队一职的丸山先生成为了第一个被选为世界杯裁判的日本人。丸山回顾道:“那个时代几乎没人知道W杯,我看到选手们压倒性的速度,完全惊住了。”
今回のドイツ大会には、日本から2人の審判が選ばれた。国際サッカー連盟の厳しい審査に合格するのは、並大抵のことではない。走力などの体力テストに加え、心理テストや英語の筆記試験などいくつもの関門がある。
サッカーの母国イングランドで19世紀に制定された最初のルールには、審判の項目はなかったという。フェアプレーが当然とされたからだ。しかし勝負へのこだわりから反則が増え、中立的な審判の必要性が高まり、現在のような形になっていったそうだ。
据说,足球之祖国英格兰在19世纪最初制定的规则中没有裁判的项目。因为当时人们认为公平竞争是理所当然的事情。然而对胜负的执著造成了犯规增多,中立裁判的必要性也增加了,于是形成了现在的情况。
「正しい判定をして当たり前なのが、審判の世界なのである。だから、試合後に話題になるほうがおかしいといえる」(『ジャッジをくだす瞬間』講談社)。98年フランス大会の審判だった岡田正義さんは、こう書いている。
98年法国世界杯裁判冈田正义先生写到:“裁判的世界就应该做出正确的判决。因此,比赛后如果被人说长论短的就可以说是不对劲了。”(《战胜裁判的瞬间》讲谈社)
審判も1次リーグでの実績をもとに、決勝トーナメントの場に立つことができるか決まる。日本の2人の審判も話題にならずに、次の舞台に進んでほしい。
裁判也需要通过联盟赛的实际成绩决定其是否能站在决赛淘汰赛的赛场上。希望这两名日本裁判不会成为大家的话题,顺利地进阶到下一赛场。
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