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每日阅读(1.17):日銀総裁

时间:2009-01-17 12:21:34  来源:本站原创  作者:Echo

「最後になりますが、私自身、7月で通産省をやめ会社を起こすこととしています。M&A(企業の合併・買収)会社です」。東京地検にインサイダー取引の疑いで逮捕された村上ファンドの村上世彰・前代表は99年、講師として招かれた信州大学の講義でこう述べている(『21世紀を創造する生活文化産業』)。

       因内幕交易之嫌疑被东京地检逮捕的村上基金前任代表村上世彰,曾于99年作为一名讲师来到信州大学的课堂上授课,课上他说到:“最后提一下,我自己将于七月辞去通商产业省的职务,建立一家M&A*(企业合并及收购)公司。”(《创造21世纪的文化生活产业》)

 

 この年の秋に、日本銀行の福井俊彦総裁が村上ファンドに1千万円を投資していたことが、民主党の国会質問で分かった。福井総裁は、98年に日銀の不祥事で副総裁を辞任し、当時は民間シンクタンクの富士通総研の理事長を務めていた。

        经民主党的国会质询,那年秋天日本银行的福井俊彦总裁向村上基金投资了一千万日元一事公开于众。福井总裁因98年日银发生某些问题而辞去副总裁一职,当时正担任民间智囊团富士通总研究会的理事长。

 

 民間人が、正規の手続きで投資をするのなら問題はない。しかし、03年に日銀に戻って総裁に就任した後も拠出し続け、利益を得ていたことは不可解だ。

きょ‐しゅつ【醵出・拠出】

ある目的のために金品を出しあうこと。「基金の一部を―する」

       如果是一般民众通过正规的手续投资的话则没什么问题。然而令人费解的是,03年福井回到日银就任于总裁一职后仍继续为其筹款,从中获益。

 

 「世間から些(いささ)かなりとも疑念を抱かれることが予想される場合には……個人的利殖行為は慎まなければならない」。これは日銀自身が定めた「日本銀行員の心得」の一節だ。

       “在预料到世人会抱有哪怕一丝的怀疑之念时……都必须谨戒个人谋取私利行为。”这是日银自身所规定的《日本银行职员守则》中的一节。

 

 日銀は明治15年、1882年に設立された。翌年の開業式で、松方正義・大蔵卿が述べたという。「日本銀行なる者は一人一個の私利を謀るものに非ず、公利公益を主眼とし、徒(いたずら)に商業社会の狂涛に揺がされず……」(『日本銀行百年史』)。

       日银成立于明治15年,1882年。大藏卿松方正义在翌年的开业典礼上说到:“日本银行职员不能只顾谋求个人的私利,要将公共利益放在最重要的地位,不能被商业社会的狂涛所动摇……”(《日本银行百年史》)

 日銀総裁には、国の経済の未来を左右するほどの力と責任が、国民から託されている。いわばインサイダー(内部にいる人)の横綱のような立場にある。その強大な力を備えた人が私的な関係で動きかねないなどと見られては、国民からの信託も崩れてしまうだろう。

       国民将左右国家经济未来的力量和责任托付给了日银总裁,可以说,日银总裁是insider(局内人)中的精英。若知道拥有这么大的权力的人可能会被私人关系左右,国民的信赖也会随之崩坏吧。

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