每日阅读(2.16):北朝鮮
サッカーのせいか、昨日はいつもより早く目が覚めた。テレビをつける。ドイツとイタリアの熱闘の隅に「北朝鮮がミサイル発射」の速報が流れている。やってしまったか。愚かなことだ。2発、3発と数が増える。他国の方角にミサイルを放つ。相変わらずの傍若無人ぶりに憤りつつ、日本のどこかに落ちないかと不安がよぎった。
或许是因为球赛的原因,笔者昨天比平时醒得早点。打开电视,在德国与意大利热火朝天的比赛间插播了一则 “北朝鲜发射导弹”的快讯。真干出这种事来了?真是愚蠢之极啊。往他国方向发射的导弹数目增加到二发,三发。笔者对北朝鲜一如往昔旁若无人的态度感到无比愤慨,同时心里又有点忐忑不安,生怕导弹将落到日本境内某个地方。
この国が信用できないことは拉致問題でも分かっているが、その統治の実像はなかなか見えない。一国の基本を定める根本法は憲法だ。03年刊の『北朝鮮憲法を読む』(リイド社)を開く。
从绑架问题上笔者便清楚地明白,这个国家是不能信用的,但一直没机会看到该国真实的统治手段。奠定国家基础的根本大法是宪法。笔者翻开了03年出版的《阅读北朝鲜宪法》(Riido社)。
著者の翻訳家・保田剛さんによると、98年の改正で序文が付けられた。「朝鮮民主主義人民共和国は、偉大な領袖(りょうしゅう)金日成同志の思想と領導を具現したチュチェの社会主義祖国である」と書き出される。
据身为翻译家的作者保田刚所言,98年改订的宪法中添加了一篇序文。上面写道:“朝鲜民主主义人民共和国是体现伟大的领袖金日成同志的思想与领导的主体思想的社会主义国家。”
「金日成同志は、『以民為天』を座右の銘とし、常に人民と共にあって」との一節もある。中国の古書に「王は民を以って天と為し、民は食を以って天と為す」とあるという。「つまり、古来より、為政者にとって最重要課題は、『国民を飢えさせることなく、食べさせること』にあった」
还有一段写道:“金日成同志以‘以民为天’为座右铭,始终与人民同在。”中国古书有云:“王以民为天,民以食为天”。“也就是说,从古至今,当政者最重要的任务是‘让国民能吃饱东西,不会挨饿’。”
北朝鮮の飢餓問題が指摘されて久しい。時に伝えられる都市や農村の写真などを見ていると、素朴で穏やかな表情で写っている人々の奥に、もの言えぬ人々の気配がある。
北朝鲜的饥饿问题已遭到长时间指责。偶尔看到他们国家传来的城市和农村的照片,感觉那些表情质朴平和的人们内部,也藏着一些无法启齿的隐衷。
国民は、自国が何をしているかも、世界からどう見られているのかも知らないのだろう。この国には、国際的な約束を破ってミサイルの発射を命じた者たちがいる一方で、耳目を閉ざされた人の群れがある。
国民们恐怕还不知道自己的祖国在做些什么,世界是怎样看待自己国家的吧。该国有人敢于违反国际条约命令发射导弹,也有着还被蒙在鼓里的群众。
- 相关热词搜索: 每日阅读
- 上一篇:每日词汇(2.16):つりかわ(吊革)
- 下一篇:每日词组(2.16):思いやる=体谅,体贴,遥想
相关阅读
- 每日阅读(3.20):万里の長城03-29
- 每日阅读(3.21):和解03-29
- 每日阅读(3.22):梵帝冈...03-29
- 每日阅读(3.23):現代風の大厦高楼03-29
- 每日阅读(3.24):小泉首相はジャカルタで演説した03-29
- 每日阅读(3.25):血液型診断03-29