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每日阅读(3.3):ピーター・フランクルと日本語

时间:2009-03-03 00:01:35  来源:本站原创  作者:Echo

「おまえの手紙はたいへんうれしい。しかし返事がなかなか書けない。時間があっても、私を熱情にまでかりたてる語学への愛情が、休息をあたえないから」。トロイの遺跡の発掘で知られるシュリーマンが、妹に送った手紙だ。「私は今では一五か国語を話したり書いたりすることができるようになった」(『古代への情熱』岩波文庫・村田数之亮訳)。

       “很高兴收到你的来信,但我一直没法回。因为就算有时间,我对语言学炽烈的热情也不给我任何休息的空暇。”因发掘特洛伊遗迹而闻名于世的谢里曼寄给妹妹的信中如是写到。“我现在可以用十五国语言说话书写了。”(《向往古代的热情》岩波文库·村田数之亮译)

 

数学者で大道芸人のピーター・フランクルさんも、語学に情熱を燃やした。大学で講義ができる程度に話せる言葉は12カ国語もあるという。そのフランクルさんが、自著『美しくて面白い日本語』(宝島社)で「日本語ほど難しい言語は他に見たことがない」と書いている。

       数学家兼街头艺人彼得·弗朗克也曾热衷于语言学。据说他掌握了12门语言,且均达到了能在大学讲授课程的水平。如此深谙于语言学的他在自著《美丽而有趣的日语》(宝岛社)中写到:“从没见过像日语这样难的语言。”

 

漢字の多さや読みの複雑さの他に、敬語の難しさをあげる。日本人にとっても敬語を使いこなすのは容易ではない。文化庁の「国語に関する世論調査」では、「敬語が難しい」と感じている人が全体の3分の2を占めた。

       文中指出日语汉字多,读法复杂,此外敬语也很麻烦。敬语对日本人来说都很难运用自如,据文化厅“关于日语的民意调查”显示,约3分之2的人感觉“敬语很难”。

 

「お」の付け方の調査がある。お菓子、お酒、お米は多数派で、おビール、おかばん、お手紙は少数派だった。

       还有关于接头词“お”的使用调查。多数人加在“点心”、“酒”、“米”之前,还有少数人用于“啤酒”、“钱包”和“书信”。

 

半々に分かれたのは、酢だ。おす、と聞けば雄(おす)も連想するが、すの一言だけでは、どこか心もとない感もある。確かに「お」の付けすぎは聞き苦しいが、表現の多様さもまた、日本語の妙味の一つだろう。

       关于“醋”是否能用接头词“お”,人们的意见是半对半。“おす”,听起来会让人联想起“雄”字,但只用“す”的话又总觉得有点不对。诚然,过滥使用“お”也不好听,但丰富多彩的表达方法也是日语的妙趣之一。

 

「文化の大本である日本語の良さ、面白さ、楽しさ、複雑さなどを多面的に眺めて、それを改めて学んでみてはどうだろう」。言葉を、特技のジャグリング(西洋お手玉)のように操る、フランクルさんからの「お勧め」だ。

たい‐ほん【大本】

基礎になるもの。おおもと。

「爰(ここ)が家内の治る―とも謂つべく」〈紅葉・二人女房〉

       “从多方面审视下作为文化基础的日语所具有的美妙之处,有趣之处,另人愉快之处以及复杂之处,再来重新学习下怎么样?”这是以语言为拿手好戏的弗朗克对人们的“恳劝”。

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