每日阅读(3.7):核なき明日へ 61年目のナガサキから
先週末、長崎市に行って、国際平和シンポジウム「核なき明日へ 61年目のナガサキから」を傍聴した。第1部では、少女時代に長崎で被爆した作家・林京子さんが、今の長崎の高校生と被爆を伝えることを語り合った。
上周末,笔者去长崎市旁听了国际和平座谈会《从第61年的长崎开始 迈向无核的明天》。作家林京子少女时代曾身处于长崎,成为原子弹受害者。她在大会第一阶段谈到,自己曾向如今长崎的高中生们述说了原子弹轰炸时的体验。
林さんは99年、米国が世界初の原爆実験をしたニューメキシコ州を訪ね、爆心地に立った。「大地の底から、赤い山肌をさらした遠い山脈から、褐色の荒野から、ひたひたと無音の波が寄せてきて、私は身を縮めた。どんなにか熱かっただろう——」(『長い時間をかけた人間の経験』講談社文芸文庫)。
99年,林女士走访了新墨西哥州,美国进行世界最初原子弹爆炸实验的地方。她站在爆炸中心,“无声的波涛从大地的深处,从暴露出赤色地表的远山,从褐色的荒野朝我涌来,我不由将身体蜷缩起来。宛如炼狱般炙热——”(《人类花费长时间的经历》讲谈社文艺文库)
地上初の被爆者は、沈黙を強いられた無防備な「荒野のものたち」だった。動員されて働いていた長崎の兵器工場で被爆したあの日には流れなかった涙が、あふれてきたという。
世界最初的原子弹受害者都是毫无防备的“荒野中人”,曾不得不对一切保持缄默。然而林女士说,她被动员去往长崎武器工厂工作,在遭受轰炸的那天没有流下的眼泪,那天终于挥洒如雨。
第2部では、この核時代の日本の針路を考えるパネル討論があった。その密な論議は、3日に掲載予定の紙面でお読みいただくとして、第3部に登場した秋吉敏子=ルー・タバキンカルテットのジャズ演奏のことを記しておきたい。
会议第二阶段就日本在如今这一核时代中所应选择的道路进行了小组讨论。关于这一讨论,还请参阅预定在3号登载的版面。第三阶段,秋吉敏子和路·塔巴金夫妇四重奏乐团演奏了爵士乐。
この日のために秋吉さんが作曲した「NAGASAKI」が、優しく、軽快なリズムで奏でられた。平和を取り戻す喜びと、そのかけがえのなさとをうたっているようだ。
伴随着优美轻快的节奏,会场里响起秋吉女士特意为这天所作的曲子《NAGASAKI》。仿佛倾诉着恢复和平的欣喜以及和平的宝贵。
アンコールは、秋吉さん作の「ヒロシマ」の中の「ホープ」だった。人類初の被爆地への思いは深く、タバキンさんのサックスは、うなり、吠(ほ)え、泣いた。ナガサキの地にヒロシマが流れてゆく。それは、二つの都市が一つになって世界に発する平和への「希望」のように響いた。
会议上重奏了秋吉女士所作的《广岛》中的《希望》一曲。饱含着对人类最初的原子弹爆炸地的深情,塔巴金先生的萨克斯轻吟着,咆哮着,悲泣着。长崎的大地上流淌着《广岛》。听着像是两个城市合为一体,向世界呼唤着“希望”。
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