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《伯爵与妖精》卷三第二章舞会上的骚动2.5

时间:2011-11-30 13:18:48  来源:可可日语  作者:ookami

ニコは緊張しながら、ピンと張ったヒゲを意識する。

紧张的尼可发现自己的胡须竖了起来。

苔(こけ)の生えた石ころを見たときから、いやな予感はしていたのだ。水棲馬が故郷の水を離れ、ロンドンまでやって来るとはとうてい思えなかったから、まさかと否定していた。

尼可打从看见那颗长满青苔的小石头起就有不祥的预感,因为他压根儿没想到格鲁比居然会离开故乡的湖泊、千里迢迢来到伦敦,所以才会在当下否定了自己的猜测。

しかし奴は、水棲馬の中でも変わり者だ。ふつう連中は、人間を餌(えさ)としか思っていないが、リディアに興味を持ってつきまとっていたくらい変わり者だ。

那家伙是格鲁比中的怪胎,一般的格鲁比将人类视为食物,但是他却对莉迪雅情有独钟并纠缠不清。

人間の嫁をもらったさらに変わり者の弟ケルピーに感化されたらしく、執拗(しつよう)にリディアに、花嫁にならないかと誘った奴だ。

他的弟弟娶了人类变得更加怪里怪气,而他也受到影响坚持要莉迪雅当他的新娘。

ニコが戸惑(とまど)っているうちに、ケルピーはさっと人に姿を変え、にぎやかな舞踏会が行われている広間へと続く階段をのぼり始めていた。

正当尼可感到疑惑之际,格鲁比突然变成人形登上那道通往热闹舞会的大厅阶梯。

「……早くリディアにしらせないと」

「......得赶紧通知莉迪雅!」

ようやくニコは体を動かす。そばの木によじ登り、二階の窓に飛び移ると、ケルピーより先にと、煌々(こうこう)とガスランプの輝く広間へ駆け込んでいった。

尼可终于恢复了动作爬上旁边的树、跃进二楼的窗户,抢在格鲁比之前冲进了灯火通明的大厅。 

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