《伯爵与妖精》卷三第六章青骑士伯爵的血6.8
「で、お嬢(じょう)さん方、すぐに出発できるのかい?」
「那么,小姐们,可以立刻出发吗?」
「ああでも伯爵、月の指輪が必要ですわ。以前の青騎士伯爵は、婚約の誓いは〝月〟と取り交わさなければならないのだとおっしゃいました。ですから、女王さまが贈りましたあの〝月〟を身につけ、あなたさまの誓いのあかしとしていただかなければなりません」
「可是伯爵,一定要有月之戒才行呀,从前青骑士伯爵曾说必定要以『月亮』作为婚约的誓言,所以您一定要将女王陛下赠送的『月亮』戴在身上,作为您誓言的见证。」
ニコをかかえたまま、エドガーはまた考え込んだ。
爱德格抱着尼可陷入了沉思。
月と誓いを取り交わす。それはつまり、青騎士卿とその妃(きさき)、グウェンドレンとの結婚をイメージしているのではないか? 伯爵家当主の結婚には、ムーンストーンを誓いのあかしとするような決まり事があったのかもしれない。
既然要以『月亮』当作誓言,换句话说,不就是仿效青骑士伯爵与其妃子格恩朵露的婚约吗?或许伯爵家的主人结婚之际,的确有将月光石作为誓言见证的习俗吧。
ともかく、問題の指輪はポールが持っている。
但是,关键的戒指在波尔身上。
彼はおそらく、〝|朱い月(スカーレットムーン)〟に保護されていることだろう。
他恐怕受到了『绯月』的保护吧?
好都合だ。こちらからしかけてやる、とエドガーはにやりと口の端をあげる。
时机正好,就由我们主动出击,爱德格扬起了嘴角。
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