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《伯爵与妖精》第四卷第四章海与海豹4.2

时间:2012-02-07 10:52:08  来源:可可日语  作者:ookami

「過去に、セルキー族に恩を売ってあるとかだ。セルキーは長い寿命を終えるとき、心を許した人間に心臓をゆだねることがあるっていうだろ。永遠の友情の約束さ。それを持っている人間に、奴らは手出しをしない」

「他过去可能有帮助过瑟尔奇一族吧,据说当长寿的瑟尔奇寿终正寝时,会将心脏交给自己最信任的人,并以此代表两人永恒的友谊,因此瑟尔奇不会伤害拥有心脏的人类。」

セルキーは人に近い妖精だ。人との交流が彼らの糧(かて)で、よりよい関係を保てるほど幸福でいられるのだという。とくに、セルキーの心臓を持つ人が与える親愛の情は、セルキー族に平安と繁栄をもたらし、だからセルキーたちも、海と暮らす人々の安全を守ってくれる。

瑟尔奇是近似于人类的妖精,因为与人类交流是他们的精神粮食之一,所以只要与人类保有良好关系,他们就能幸福地过日子,特别是拥有瑟尔奇心脏的人对他们产生的浓厚感情,将会替瑟尔奇一族带来平安与繁荣,因此他们也会守护在海上生活的人们。

とはいえ、セルキーが心臓をゆだねるなんてめったにないことで、ちょっとやそっとの恩でくれるものではないはずだ。

不过,瑟尔奇却不会轻易献出心脏,所以光凭微不足道的恩惠是无法得到心脏的。

心臓を得た人は、セルキー族の運命を握ることにもなるのだから、代々にわたって子孫まで信頼できる場合にかぎる。

因为收下心脏的人将掌握瑟尔奇一族的命运,所以其后子孙也能获得他们的信赖。

「そんなものをもらえる人が、セルキーを利用しようとするわけないわ」

「能够从瑟尔奇那里得到心脏的人,应该不会利用他们吧。」

「ま、当人がもらったわけじゃないって場合もあるか」

「不过,对方也有可能不是被授予心脏的人啊。」

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