《伯爵与妖精》卷五第三章王室的传说3.5
鏡になっていた戸は自然に閉まる。すると鏡だったはずのガラスは、透明(とうめい)な窓でしかなく、向こうの様子がはっきり見えた。
接着,镜子制成的门自动关上,原本应该是镜子的玻璃不单单变成了透明的窗户,而且还可以清楚地看见另一端的景象。
どうやらここは隠し部屋だ。密談でも盗聴(とうちょう)するためにつくられているとしか思えない。
看样子这里应该是密室,八成是为了进行密谈或是窃听所设置的小隔间。
息をつめてガラスの向こうをうかがうと、入ってきたのは、エドガーとレイヴンだった。
她屏气凝神地窥视镜子外的动静,结果看到进入房间的人是爱德格和雷温。
「侯爵(こうしゃく)が行方(ゆくえ)不明だって?」
「听说侯爵失踪了?」
「はい。ユリシスがさがしまわってるらしい様子がうかがえるんですが」
「是的,因为尤利西斯也在四处打听侯爵的下落,所以可以如此推断。」
「失敗したか……」
「失败了吗?」
「そうですね。〝デイドリーム〟を持ち出すのに失敗して、ユリシスから身を隠さなきゃならなくなったんでしょう」
「恐怕是,大概是因为偷偷拿出『白日梦』的行动失败,所以他不得不藏起来躲避尤利西斯的追杀吧。」
このブラックダイヤとともに王家にあったという、もうひとつのダイヤモンドの話をしているらしかった。
他们在谈的好像是那颗与黑钻成对的、原本归王室所有的另一颗钻石。
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