《伯爵与妖精》卷五第三章王室的传说3.6
「立てる?」手を差し出してくれたけれど、リディアは自力で立ちあがった。
「能站起来吗?」虽然爱德格伸出手想要搀扶莉迪雅,但是她却靠自己的力量站了起来。
「だいたい、何なのよこの人形。あなた、ハーレムをつくって異教徒の姫君を囲ってるって噂(うわさ)になってるの知ってるの? この人形が恋人なの?」
「这个蜡像究竟是怎么一回事?你知道外界绘声绘影的说你建造后宫来囚禁异教徒公主吗?这个蜡像就是你的恋人吗?」
「違うよ、リディア」
「莉迪雅,不是那样的。」
「美人だし、文句ひとつ言わないし、ダイヤモンドだってよく似合うし、完璧(かんぺき)よね。ええ、いいんじゃない? 世間から見れば変な趣味だけど、人形なら何人恋人がいても怒らないし、誰も傷つかないし、あなたみたいなタラシにはぴったりだわ」
「她既是个美女,又不会对你发牢骚,而且也很适合配戴这颗钻石,简直太完美了嘛。对呀,这样不是挺好的吗?虽然从世俗的眼光来看是个奇怪的癖好,但蜡像非但不会因为你花心而生气,也不会为此受伤,与你这种花花公子简直太相配了!」
腕の痛みはひいてきているのに、どういうわけか涙が止まらない。リディアはごまかすように目をこする。
明明手已经比较不痛了,不知为何却止不住泪水,莉迪雅彷佛想要掩饰自己的失态似地揉着双眼。
「何が婚約者よ。あたしはお人形じゃないから! こんなことされたら傷つく……」
「什么未婚妻嘛,我又不是没有感情的蜡像!受到这种对待会受伤的……」
あれ?
咦?
なんで傷つくんだろう。
我为什么会受伤呢?
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