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《伯爵与妖精》卷五第五章美艳的后宫佳丽5.1

时间:2012-04-12 09:48:05  来源:可可日语  作者:ookami

     うるわしきハーレムの姫

     第五章  美艳的后宫佳丽

ベルガモットの香りを湯気(ゆげ)とともに吸い込んで、ニコはくつろぎつつヒゲを撫(な)でた。

尼可一边享受着佛手柑的香味与热气,一边悠然地捻着胡须。

卵の殻(から)みたいに薄く繊細(せんさい)なティーカップを、そっとテーブルに戻す。アーモンドケーキに手をのばす。

他轻轻地将宛如蛋壳般轻薄细致的茶杯放回桌上,接着将手伸向杏仁蛋糕。

これはぱさぱさしてて、あんまり好みじゃないなと思いながらも、ぺろりと平らげ、人形だらけの室内を見まわした。

虽然尼可并不是很喜欢这种干硬的点心,不过还是很快地吃光蛋糕,然后环视这个摆满蜡像的房间。

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色ガラスの瞳を見開いた人形に囲まれて、見知らぬ男が恍惚(こうこつ)と煙をくゆらしている。

蜡像们睁着彩色玻璃眼珠注视着一名来路不明的可疑男子,只见他在蜡像环绕下吞云吐雾。

この人形屋敷にやって来る人間は、どいつもこいつもまともじゃない。

来到这间蜡像之家的尽是些不三不四的人。

しかしまあ、他人に害があるわけではないし、ニコが堂々とお茶を飲んでいても気にした様子もないので、紅茶を目当てに彼は通っているのだった。

可是他们既没有危害别人,而且就算尼可光明正大地坐在一旁喝茶,他们也视若无睹,所以尼可为了喝红茶每天都会来报到。

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